【IoT用語集】人工知能とは?

IoT用語集】人工知能 – 記事

はじめに

人工知能には、明確な定義は実はありませんが、人が行っている識別、分析、学ぶなどの作業を機械が代わりに行う技術・ソフトを指すことが多いです。英語では、AI(Artificial Intelligence)と呼ばれます。

人工知能は、人類のように物事を学び、的確に判断して行動することを目的に開発が続けられてます。iPhoneのSiriなどのスマートフォンの音声サービス、車の自動運転、インターネット検索、産業用ロボットの制御などの分野でAIが使用してます。

人工知能の歴史

人工知能は、1950年代から研究が行われてます。

最初は、チェスや迷路などの決められたルールの中で最適な答えを導き出すために人工知能が開発されましたが実用化までには至らず、しばらく実用化されずに研究が続けられます。

1980年代には、専門家の知識を人工知能に取り込むことによって的確な判断、行動を行う人工知能の実用化を目指していました。

しかし、適格な判断を行うために膨大な情報の入力が必要でそれが問題となり、人工知能の実用化までには至りませんでした。

2010年代に機械学習によってようやく人工知能の実用化が始まってます。機械学習は、膨大な情報から人工知能自ら特徴を見出して学ぶ技術です。機械学習によって、人工知能が2018年現在ブームを引き起こしてます。

人工知能の使用例

人工知能が使用されている身近な例をあげてみます。

車の自動運転
車の自動運転は人工知能を活用した代表例です。センサーやカメラなどで歩行者、対向車、信号、標識などから安全に車の自動運転を行う研究開発が進められてます。

完全な自動運転はまだ実現していませんが、歩行者、前方の車を識別して運転をアシストする機能、車線を識別して車線を逸脱するのを防ぐ機能などが実用化してます。

お掃除ロボット
ルンバを代表とするお掃除ロボットは、センサーによって障害物を避けながら掃除を行うことができ、さらに部屋の中で同じ場所を通ることなく、効率良く掃除を行うことができます。

コールセンターのオペレーション業務
コールセンターのオペレーション業務にも人工知能が使用してます。顧客との会話の内容を文字に変換して記録することや会話内容を分析して最適なアドバイスをオペレーターに支持できるようになってます。

検索エンジン
Googleなどの検索エンジンにも人工知能が使われてます。検索キーワード、文字数、滞在時間、直帰率などの情報から学び、質の高いページをランク付けし、有害なページなどを排除するようになってます。

人工知能の技術

現在の人工知能は、機械学習とディープラーニングという2つの技術が、人工知能の実用化に貢献しました。

機械学習
機械学習とは、人工知能が自ら膨大な情報を解析し、膨大な情報の中から法則性、特徴などを識別する技術のことです。

具体例では、迷惑メールフィルターなど膨大なメールの内容を解析することにより、迷惑メールを自動的に識別します。

ディープラーニング
ディープラーニングは、機械学習をさらに発展させた技術です。機械学習と同じく、膨大な情報を解析して特徴などを識別しますが、機械学習は人による教育が必要なのに対してディープラーニングは、人の力を借りずに自動的に学びます。

ディープラーニングは、人の脳神経回路を模倣することによって独自に分析、学習を行う仕組みになってます。

人工知能の現状

人工知能は、囲碁や将棋などの限定されたルールの中では実用化が進んでいますが、現実世界の地形、天候、文化、社会など複雑な要因がある世界では、まだまだ発展途上の状況です。

現状の人工知能は、以下の問題を抱えてます。

  • 人工知能はイノベーションを起こせない
  • 人工知能は人を惹きつけるような魅力はない
  • 人工知能は人を喜ばせることや感動させることは難しい

ですので、クリエイターなどの今までにない物を開発する、カウンセラーなどの人の悩みを解決するなどの作業は、まだまだ人工知能での実現が難しいと考えられてます。

人工知能の今後

人工知能は、今後ますます発展が期待され、2045年には人工知能が人類の知能を超えると予想されてます。人工知能が人類の知能を超えることを技術的特異点(シンギュラリティ)と呼ばれます。

実際に総務省が2045年問題をテーマとする研究会を開き議論されてます。著名な物理学者スティーブン・ホーキング博士も100年以内には人工知能が人類を超えることを予測してます。

未来には、人類のやっていたことの一部が人工知能に置き換わることが予想され、今までの職業のいくつかが無くなり、人工知能の進化によって新しい職業も出てくると予測されてます。

まとめ

人工知能とは、人が行っていた、考える、学ぶなど作業を、機械が模倣する技術、ソフトのことです

人工知能がさらに発展することが期待され、人類の職業の一部は人工知能が代わりに行うことになり、2045年には人工知能が人類の知能を超えると言われてます。

人工知能の発達によって近い未来人類の生活は、一変することが確実になってきてます。

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