【先週のSNSトレンド】話題の記事まとめ|4月23日月曜日

話題の記事とは、SNSでシェアが多くトレンドとなっている記事のことです。モノWatchでは、毎日区分けされた話題コンテンツを発信しております。月曜日は話題な「一般的な記事」です。

カジノのデータを水槽の温度計に侵入したハッカーに盗まれる

ハッカーは、企業システムに侵入する為にCCTVカメラやエアコンなどのIoTデバイスをターゲットにすることが増えてきました。
サイバーセキュリティ会社DarktraceのCEO、Nicole Eaganは、通常のディフェンスでカバーされないIoTデバイスが、サイバーアタックのターゲットを増やしている、と語ります。
Eagan氏は、あるカジノでハッカーが、水槽の温度計に侵入口を見つけ、そこからクラウドに侵入しデータを盗み出した例を挙げました。
2014年から17年まで、イギリス政府のデジタルスパイエージェンシーGCHQを任されていたRobert Hanniganも、

「この先IoTデバイスの数が飛躍的に増えることで、問題も増加する」

と述べました。

「この分野は、市場の自助努力が見込めないため、最低限の規制を設けることが必要となるでしょう」と語ります。「問題は、侵入口となったデバイスはその後も普通に稼動することです。」

話題の元記事はこちら: Hackers once stole casino database through lobby fish tank thermometer

MicrosoftがカスタムLinuxカーネルをIoTサービス用に利用

Microsoftが、マイクロコントローラーベースのデバイスに焦点を当てた、安全なE2E IoTプロダクトを発表しました。これは、比較的ローパワーのMCUをベーシックなコントロールやコネクティビティフィーチャーのために利用するようなデバイスです。これらのデバイスは、従来アップデートが頻繁に行われない為、セキュリティが脆弱でした。
Azure Sphereの核となるのが、新たなクラスの認証されたMCUです。Azure Sphereチップのライセンスは無料です。
今回画期的なのは、Azure Sphere OSにWindowsではなく、Linuxカーネルが始めて利用されたことです。これは、Microsoftによって安全が確保された、Azure Sphere IoT OSに使用されるLinuxカーネルはOSSライセンス下にあり、シリコン部門のパートナーが迅速に新製品を開発できるからです。最初のMCUはMedia Tekが製造しています。
又このデバイスは、AWS又はAlibaba Cloudなどクラウドの種類に関わらず、サービスを稼動することが出来ます。

話題の元記事はこちら: Microsoft built its own custom Linux kernel for its new IoT service

説得の力が気候変動政策を変革する

Niskanen Center会長のJerry Taylorは、保守的な地球温暖化懐疑主義者の気持ちは変えることが出来ると信じています。彼は、二酸化炭素税の導入の実現を目指していますが、共和党の重鎮や、Exxon Mobilなどのエネルギー業界の巨大企業と継続して対話を続けていくことで、変化をもたらすことが出来ると考えています。この根拠として挙げられるのが、以下の様な手法です。

  • 的確なターゲットを選ぶ
  • 課題を政治から切り離す
  • 正しい政策を選択する
  • 共通の分野を探し出す

現状では、まだまだ全く聞く耳を持たない団体も多くあります。しかし、Taylorは既に共和党のローメーカーの中で、彼の主張に同調する議員も出てきている、と述べます。

話題の元記事はこちら: How the science of persuasion could change the politics of climate change

IoT - 歯に装着したセンサーが、摂取した食べ物を記録し、健康づくりに貢献する

Tufts 大学のエンジニアリングスクールが、歯に装着して摂取した食べ物を記録し、健康づくりに貢献するセンサーを開発しました。
多孔質絹フィルムまたはヒドロゲルがpH濃度の変化を感知します。
同大学のバイオメディカル・エンジニアリングの教授、Fiorenzo Omentettoによれば、RFIDテクノロジーを使い、与えられた環境下での情報収集、送信を行うと言うことです。この場合歯の表面にセンサーを装着します。
現在、塩と糖分、アルコールの検知が可能だということです。センサーは、データを追跡するデバイスとワイヤレスで交信します。今後更に多くの種類の食品や化学物質を検知できるようになるでしょう。
構造的には化学物質を検出するクロマトグラフィーと類似しています。このテクノロジーは元々、歯科医が口腔の健康状態を測るために利用した、トゥース・タットゥから発想を得ています。

話題の元記事はこちら: Tiny Tooth Sensor Tracks What You Eat, and It Could Help You Be Healthier

精巧なハッキングが示す、IoTバグが起こすダメージの度合い

ハッカー達が、IoTデバイスを介してシステムに侵入する事例が増えています。最もよくある方法が、大量のIoTデバイスをボットネットに変えてしまうものです。
多くのIoTガジェットは、製造業者が脆弱性を補強するのに乗り気でなく、また一つのスキャニングツールが、全てのガジェットをカバーできるようなものもないのが現実です。
今や、規模の大きな会社であれば5,000機程度のカメラがインターネットに接続されていても不思議ではありませんが、そのような場合には社内でベンダーのRSSやメーリングリストをチェックする為の専任者を配置するべきです、Senrio創業者のStephen Ridleyは語ります。
カメラなどを通して、アタッカーはルーターのIPアドレスを探り出し、その脆弱性を見つけ、ルーターをコントロールし、ルールに変更を加え、価値のあるデータを盗み出します。
サイバーアタックには慎重な準備が必要ですが、実際の作業はシステムの1行を変更するだけで、たやすく完了してしまいます。

話題の元記事はこちら: An Elaborate Hack Shows How Much Damage IoT Bugs Can Do

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