【日本海外事例集】スマートバッテリーのリーダーであるMoixa、伊藤忠商事との提携で日本での展開を拡大へ

英国のスマートバッテリーの会社であるMoixaは、日本最大の貿易会社のひとつである伊藤忠商事との提携に同意しました。 この提携にはMoixaのAI対応バッテリシステムを世界市場に投入するための5百万ポンドの投資が含まれています。

ロンドンに拠点を置くMoixaのスマートバッテリーは、家庭に設置して、電気代が安い時に電気を蓄えることができます。MoixaのGridShare技術は、余分な電力をグリッドに戻すスマートバッテリーのネットワークを支えています。

一方、伊藤忠商事は三菱商事に次ぐ第2位の総合商社であり、繊維、化学、情報技術、不動産など幅広い市場で活躍しています。

伊藤忠は既にスマートバッテリーの販売をしていますが、MoixaのGridShare技術に興味を抱いています。これは、Moixaの顧客がエネルギー効率を向上させることにより利益を得られるようにするものです。安い時間帯に保管された電力やソーラーパネルで補充された電力は国家グリッドに戻され、利益の一部はネットワークの各顧客に送られます。

GridShare技術東へ向かう

伊藤忠商事は、3月末までにの伊藤忠の「Smart Star」家庭用バッテリーシステムを6000台以上販売し、2018年夏までにはGridShareを製品に標準装備させる予定です。

日本は国内のエネルギー貯蔵で世界をリードしています。2016年までに12万5千台以上のスマートシステムが販売されました。Moixaと伊藤忠は2020年にこの数字が50万を超えると予想しています。また、日本は電気自動車の普及台数は世界で3位です。

産業化学部門の長谷川浩二氏は、

「Moixaは電池管理のパイオニアであり、急速に成長している日本のエネルギー貯蔵市場をターゲットに投資し、協力できることを誇りに思います。」

と語りました。

「MoixaのGridShareは、顧客の家庭用電池の価値を高めるとともに、日本の環境問題のためののソリューションを提供するのに役立ちます。」

Moixaの「仮想発電所」

Moixaと伊藤忠のパートナーシップは、日本の「仮想発電所」を開発するための一歩です。この将来を見通したビジネスモデルは、国内のソーラーパネルやスマートバッテリーストレージなどの分散型エネルギー源を統合的に管理することに基づいています。

Moixaは既に日本のステークホルダーから大きな関心を寄せています。昨年は電力会社東京電力からの投資を受けました。また、シリーズ島でスマートなエネルギーネットワークを構築するという日立とのパートナーシップもあります。

MoixaのCEOであるSimon Danielは、同社のグローバル展開の次のステップとして伊藤忠とのパートナーシップを考えています。

「伊藤忠は、世界のバッテリー市場の主要な企業であり、このパートナーシップは、わが社のビジネスを日本に拡大し、世界の多くの電池会社にGridShare技術を提供するチャンスとなる」

と同氏は述べました。

「GridShareは、家庭のエネルギー使用と太陽光発電のパターンを学習し、地元の天気や電気代の変動に合わせて調整することで、家庭用バッテリーの性能を最適化します。また、余剰バッテリを使用しユーティリティと電力ネットワークの需要と供給のバランスをとるサービスを提供することで、顧客がより多くのお金を稼ぐこともできます。」

原文はこちら: Smart battery leader Moixa partners with Itochu for Japanese expansion