産業用接続センサー、CAGR(年平均成長率)19%

進化する顧客ニーズへのセンサーサプライヤーの対応に関するレポート

ABI Researchは、最も強力で革新的な技術に対して先見のビジョンを持つ必要のある人に、戦略的なアドバイスを提供するアドバイザリー企業ですが、同社の最新のレポートでは、顧客ニーズの変化に対応するために、センサーサプライヤーがどのように対応し、成長を維持しているのかを調査しました。 主な調査結果は次のとおりです。

  • センサーのサプライヤーは、多種多様なセンサーからのデータを処理するためのコンピューティングパワーを提供できる、ゲートウェイサプライヤーの市場を開拓する必要があります。
  • 製造業者は、現在使用中の従来型のセンサーデータへのアクセスを改善する必要があります。
  • センサーのサプライヤーは、プラットフォームプロバイダー、エッジプロセスの専門企業、デジタルツインのスペシャリストと連携する必要があります。

ABI リサーチの主任アナリスト、Pierce Owen氏は次のように述べています。

「センサーサプライヤーが産業インターネット(IIoT)の出現に伴って成長を持続させたいのであれば、IIoTのニーズと傾向を理解するために、エコシステムの他の関係者と協力しなければなりません。それによって、顧客の将来の需要を予測し、新しい革新的なセンサーや製品でその需要に対応することが出来るのです。」

センサーデータの量や種類が多くなると、エッジコンピューティングとエッジアナリティクスへの要求が高くなります。エッジアナリティクスが改善されると、より多くのタイプのセンサーがより多くの事例で使用されることになります。この好循環は、データをより活用出来るようになる製造業者、センサーをより多く販売することになるセンサーサプライヤー、革新を続けるエッジコンピューティングソフトウェア企業のそれぞれにとって利益をもたらします。現状では、ほとんどの製造業者は、近年の多量のセンサーデータ量を処理するために必要なエッジコンピューティングパワーを持っていません。センサーサプライヤーは、まだサービス開拓がされていないこのスペースに、ゲートウェイサプライヤーおよびエッジアナリティクスの専門企業の市場を開拓しなければなりません。

最大のセンサーサプライヤーは、オートメーション技術やその他の産業機器を主要なビジネスとして販売しています。多くの場合、新しい機器にはセンサーを組み込み、従来の機器にも対応するアフターマーケットセンサーも提供しています。一部の企業は、独自のIIoTプラットフォームを構築しています。このようなサプライヤーには、Rockwell、ABB、Bosch、Honeywell、Ormron、Schneider Electric、Emersonが含まれます。 主要な産業オートメーション企業も、センサーやIIoTプラットフォーム、またはその両方を提供しています。 これらの企業はすべてIIoTプラットフォームで動作するため、IIoTソリューション専用のセンサーを作るチャンスがあるのです。エンドユーザーが専用のセンサーを持っていないと、「’garbage in and garbage out(無意味なデータ入力による、無意味な結果出力)」が発生し、処理速度を遅くしてしまうのです。

産業オートメーション企業に加えて、IIoTセンサー専門企業や半導体企業も製造業をターゲットにしています。 このような企業に含まれるのは、3DSignals、Analog Devices、EpiSensor、Texas Instrumentsなどの企業です。ABIリサーチは、これらの企業がパートナー企業として、ソフトウェア企業やプラットフォームプロバイダー、産業オートメーション企業も含め、柔軟に対応して来ていると考えています。

Owen氏はさらに次の様に結論付けています。

「PTC、SAPSiemensFogHornなどのソフトウェア企業やプラットフォームプロバイダーは、ROI(投資利益率)の向上に貢献するため、新しいセンサーサプライヤーの選定などの顧客の意思決定プロセスにも参加しています。現状は、まだ、センサーを単に「dumb pipe(土管:通信回線)」の端にあるものとみなす企業がほとんどですが、センサーサプライヤーは、このようなソフトウェア企業やプラットフォームプロバイダーの認識を打ち破り、ニーズに的確に対応し、ソリューション・パートナーとしての価値を提供する必要があるでしょう。」

これらの調査結果は、ABIリサーチの「Evolution of Sensors for Smart Factory Applications (スマート・ファクトリー向けセンサーの進化)」という調査報告書に記載されています。 このレポートは、同社のスマートマニュファクチャリング・リサーチサービスの一部で、調査、データ、アナリスト洞察が含まれます。

ABIリサーチについて

ABIリサーチは、最も強力で革新的な技術に対して先見のビジョンを持つ必要のある人に、戦略的なアドバイスを提供しています。それは労働力を再形成し、市場に不足しているものを認識し、新しいビジネスモデルを作ったり、新しい収益減をもたらしたりするものとなります。ABIのビジョンリサーチは、このような技術を早い段階から取り入れ、他の技術アドバイザリー会社よりも数年前に画期的な研究を発表することもしばしばあります。ABIのアナリストは、適切な状況で簡単・迅速に取り入れられる形で、企業がすぐ実現することが出来るような戦略的なビジョンを提案することで企業を刺激し、ビジネスをより成長させる機会をもたらします。ABIリサーチの予測支援、コンサルティング、ティアダウン(他社製品分析)サービスの詳細については、米国内: +1.516.624.2500、ヨーロッパ:+44.203.326.0140、アジア太平洋地域:+65.6592.0290 までご連絡ください。或いはhttp://www.abiresearch.comをご覧ください。

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原文はこちら: Industrial Connected Sensors Revenue to Grow with a CAGR of 19%

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