【IoT用語集】3Dジェスチャーとは?

はじめに

3Dジェスチャー」とは何なのでしょうか。この言葉に聞きなれない方も多いかと思われますので簡単に説明します。3Dジェスチャーとは、アプリケーションなどの操作をセンサーによって行う技術のことを言います。

これがどういうことかと言うと、例えば手などの体の動きをセンサーによってキャッチし、機器に触れることなく少し離れたところからでも操作することが出来るようになる画期的な技術です。

これは、アプリケーションの操作に「高さ」が出来たことになります。機器と手などとの間の距離、「高さ」が出来たことにより3Dジェスチャーを採用した機器は従来の機器よりも立体的な操作が可能になります。

この技術は主にカメラを使うことにより人体の動きを認識していますが、中には電解をタッチパネルの中に発生させ、それにより体の誘電体を感知して操作するものもあります。

ではこの技術は一体どういったことに活用できるのでしょうか。それではこれからそのことについてご紹介したいと思います。

Appleが特許を取得

この3Dジェスチャーに対する特許をAppleが取得しました。iPhoneやiPadなどのAppleを代表する製品には今まで3Dジェスチャーの機能がありませんでしたが、この機能を利用することにより、従来の製品では出来ないことを可能にすることができるようになります。

では、3DジェスチャーによってiPhoneやiPadでどのようなことができるようになるのでしょうか。これまでの従来の製品だと「静電容量方式」という機能を採用していました。

これが一体どういう機能かと言うと、タッチパネルに指を近づけた際に発生する電気をセンサーがキャッチ、感知する機能です。この機能が採用されている従来の製品はご存知かと思われますが、画面に触れないと操作することができません。

これが3Dジェスチャーを採用することによって画面から指までの距離をセンサーを利用して測ることが出来るようになります。これにより画面に触れずにiPhoneやiPadを操作することができるようになるのです。

3Dジェスチャーを採用することによりiPhoneやiPadの新たな利用方法や活用がされることが予想できます。初めて3Dジェスチャーによる操作を行うときは慣れていないため上手く操作出来ないかもしれませんが、確実に今までよりさらに便利になることが想像できます。

自動車への活用

この3Dジェスチャーは、なんと自動車へも活用されようとしています。どういった活用がされるかというとカーナビゲーションなどの画面操作を直接触れずに画面の前でジェスチャーを行うことによって操作出来るようになるといったことです。この画期的なシステムを開発しているのは、BMWです。

この機能が自動車に採用されることにより、カーナビゲーションを操作するときにジェスチャーをするだけで操作出来るようになるのです。

画面を操作することがジェスチャーのみで行えるため、操作する時間が従来よりわずかな時間で済ませることが出来ます。

このことによって運転中に画面に気を取られることなくカーナビゲーションの操作が出来るようになります。これは脇見運転による事故防止にも繋がると考えられます。

この機能の距離はどれくらいかは、バックミラーとダッシュボードの間くらいです。センサーがその間の手の動きをキャッチ、感知することにより、その手の動きに応じた操作が出来ます。

ジェスチャーによりカーナビゲーションの項目などを選んだあとは、ハンドルに備え付けられているボタンを押すことにより選んだ項目を決定出来ます。このボタンは助手席にも備え付けられるとも言われています。

自動車にも採用される3Dジェスチャーによって新たな可能性が開けてきました。カーナビゲーションの操作は事故の原因にもなっているので、この新たな機能によって脇見運転による事故を減らせる可能性が出てきたためこれからの事故率の低下に期待できます。

まとめ

現在では、今回ご紹介したことはどれもまだ開発段階であったりと普及が進んでいるわけではないのですが、これが一般に普及されるようになればその機能により我々の生活はより豊かになることが想像できます。

今回の記事ではスマホ、自動車への活用をご紹介させていただきましたが、これからさらにその技術が他の機器に広がっていくだろうということは容易に考えられます。

例えばですが、ゲームなんかに応用されて新しい遊び方が発展していくのではないでしょうか。ゲームの映像の3D化はすでに広まっており、これが操作も3Dで行われることを考えると楽しみですね。

他にもテレビなんかに採用されることがあるのではないでしょうか。画面の前で手を動かすことによってチャンネルや音量を操作できれば、リモコン要らずのテレビが出てくるのではないかと考えます。

これからこの3Dジャスチャーという技術が広がって従来の機器がさらに便利になることを想像するとワクワクしてきますね。

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