「産業IoT」が航空宇宙防衛産業を革新的に変える~A&D4.0時代へ

  • 提供 レポートバイヤー
  • 2017年11月1日、22時48分
  • 「産業IoT」が航空宇宙防衛産業のすべての工程に組み込まれ、革新的なイノベーションを生み出している(PRニュースワイヤ、2017年11月1日、ロンドン)
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様々な物がインターネットにつながることを「IoT」といいますが、特に産業分野(Industrial)におけるIoTのことを「IIoT=産業IoT」と呼びます。
この産業IoTが、航空宇宙防衛(Aerospace & Defense 、A&D)産業に深く浸透しています。ここ数年はセンサー技術とコンピューター化の進展により、航空宇宙防衛産業は産業IoTの先駆者になっています。

業績を伸ばしている航空宇宙防衛関連企業は、エッジコンピューティングやビッグデータ、予測分析、クラウドといった産業IoTのツールを活用し、常に技術インフラをグレードアップさせています。
エッジコンピューティングとは、コンピューターの利用者の近くにサーバーを置いて情報処理や通信の効率化を図る技術です。

航空宇宙防衛産業の製造部門では機械が次々とインターネットに接続され、産業IoTが急拡大しています。他の産業と同様に、航空宇宙防衛産業でも産業IoTが製造工程を進化させ、より良い製品づくりに貢献しています。

軍用機と民間機の航空会社では、多くの機器類にセンサーが内蔵されたことで、毎日「テラバイト」単位の膨大なデータを生み出しています。これらのデータは企業収益を大きく押し上げる潜在能力を秘めていながら、実際に使われているのは一部のデータにすぎません。
データのすべてを有効活用できないでいるのは、この分野では航空機の保守、メンテナンス、システム、部品性能、重要顧客情報といったデータが混在しているためです。産業IoTはメーカーがこうした膨大なデータを適切に管理することを助け、新しいサービスを提供できるようになります。

航空宇宙防衛産業が産業IoT化されたことのメリットは他にもあります。

  • 航空機のメンテナンスと保守をモニタリングできるようになった
  • 航空機の設計や機能面においてユーザーの意見を反映して微調整が行えるようになった
  • 品質トラブルに対する即時対応ができるようになった
  • ソフトウェアの迅速で簡易なアップデートが可能になった
  • 業務が効率化できた
  • 設計部門と製造部門が強化された
  • トレーサビリティが容易になった

すでに産業IoTを工場に導入している大手航空機メーカーでは、航空機に必要なメンテナンスを事前予測できるようになり、コスト削減、各工程の効率化、製品の信頼性確保、そして顧客サービスの向上を達成しています。
航空機メーカーはいま、騒音・排ガスの低減と燃費向上を目指して、エンジン開発での産業IoT化を進めています。

産業IoTは航空機メーカーだけでなく、OEM生産をしているメーカーやエンジンメーカー、航空会社の収益も押し上げることでしょう。実際、どの企業にもチャンスはたくさん転がっていて、後は「どの部署から産業IoTを導入していくか」を決めるだけです。

多くの航空会社は、産業IoT導入に関する予算付けや投資計画を打ち出しています。こうしたトレンドに取り残されないように、他社の動向を注意深く見ていく必要があるでしょう。

原文はこちら: Aerospace & Defence 4.0