ハイエンド照明の世界市場、2025年までに243.2億ドル、年成長率は6.1%に

  • 情報提供:レポートリンカー、2017年11月1日、15:11
  • 参考:①LED、HID、蛍光灯の光源別、②有線、無線のアプリケーション別、③インテリアデザイン別、④エンドユーザー別の2015~2025年ハイエンド照明市場予測分析(PRニュースワイヤ、ニューヨーク、2017年11月1日)
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グランドビューリサーチはこのほど、ハイエンド照明の世界市場規模が2025年までに243.2億ドルに達し、2025年までの年成長率は平均6.1%になるとの見通しを示しました。

ハイエンド照明市場を牽引しているのは、無線接続できる照明装置です。その他、明るさを自由に調整できる調光機能や光の色を変える仕組みが搭載された照明や、センサー内蔵型の照明といった革新的な製品が次々登場し、市場を盛り上げています。

これまでハイエンド照明といえば蛍光灯やハロゲン、白熱灯が主流でしたが、近年はLEDが市場を席巻しています。
LEDは省エネで環境にも優しいことから多くの国の政府が導入に積極的で、こうした動きもハイエンド照明市場の拡大に寄与しています。

ただ直近の2016年のハイエンド照明市場を見ると、最もシェアが大きかったのは従来型の蛍光灯タイプでした。しかしLED照明が2025年までにさらなる進化を遂げるのは間違いなく、シェアも拡大するでしょう。国によっては政府が白熱電球を禁止し、エネルギー効率の良い照明の使用を促す政策を打ち出しているので、ますますLED需要は高まるでしょう。

無線接続タイプのハイエンド照明についてですが、2016年時点の販売では、まだまだ従来型の有線照明にかないませんでした。また2025年までの予測でも、有線照明の有意性は揺るぎそうにありません。
しかし無線照明には、有線照明にない優位性がたくさんあります。例えばスマートフォンによる遠隔操作や、調光と光の色の変更機能、Wi-Fiやブルートゥースへの接続といった技術は今後ますます発展していくでしょう。無線照明はリビングの家具との調和が取りやすく、インテリアの雰囲気を損なうことがありません。
こうしたことから無線接続タイプのハイエンド照明は、最終的には有線照明を追い抜くとみられています。

インテリア市場でも2016年ではまだまだ、最新型の照明より従来型の照明のほうが売れていました。しかし「トランジション・インテリア」と呼ばれる伝統と現代を融合させたスタイルのインテリアには、最新型と従来型の両方の照明が必要ですので、インテリア市場でも最新型のハイエンド照明が伸びることは間違いなさそうです。

従来型のハイエンド照明は不利な状況に追い込まれる要因はまだあります。住宅や都市が次々とIT化IoT化され「スマート住宅」「スマート都市」に変身しています。スマート化に対応できない従来型のハイエンド照明の需要は、急激に落ち込むと考えられます。

2016年のハイエンド照明市場では、住宅用照明が最も大きなシェアを獲得しましたが、商用照明も32%と検討しています。また工業用のハイエンド照明も、規格や規制を受けることで爆発的に拡大すると予想されます。

本レポートのその他の要点は以下の通りです。

  • LEDタイプのハイエンド照明の世界市場規模は2016年に51.2億ドルに達しました。2025年まで成長を続けるでしょう。
  • 有線接続タイプのハイエンド照明の今後の成長率は年4.9%と予測されます。
  • 最新型のハイエンド照明の成長率は2017~2025年の間、平均年6.8%と予測されます。
  • LEDや有機ELの開発が進むことで、アジア太平洋地域のハイエンド照明市場は今後10年で大幅に成長する見通しです。特に地方では2017~2025年に年8.5%のスピードで成長する見込みです。
  • 2016年はフィリップライティング、オスラムライヒ、ゼネラルエレクトリック、クーリー、デジタルルーメンズの主要5社で、世界のハイエンド照明市場の58%超のシェアを占めました。
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原文はこちら: The global high-end lighting market is expected to reach USD 24.32 billion by 2025, growing at a CAGR of 6.1%