【先週のSNSトレンド】話題の解説記事まとめ|12月14日木曜日

IoT産業の急速な進歩に伴い、エッジコンピューティングやデジタルツインなど、新しい手法が登場しています。新しい言葉や手法、文化が生まれています。話題となる「WHAT IS」記事でも、これらの新しいモノに対しての疑問が多く見られます。

2018年、Cisco社に期待することは何か


Cisco社は、ハードウェアからソフトウェアへの移行に伴い、IoTおよびクラウドに向けてまったく新しい製品を発表しました。
アナリストやユーザーは、Cisco社は転換期を迎えており、ハードウェア・ベースの企業からハードウェアとソフトウェアの両方に重点を置く企業へと移行中であると言います。
Cisco社は次世代のネットワーク管理製品としてIntent-based network(直感型ネットワーク)の計画を打ち出しています。また一方で、増収の新しい領域としてIoTやエッジコンピューティングに注目しています。
Intent-based network(IBN)とは何でしょうか。ユーザーがやり方を指示すると、ネットワーク・オーケストレーション・ソフトウェアがネットワークの求められている状態を設定/維持します。2018年には、IBNの理論的な利益が現実となることが期待されます。
Cisco社はIoT市場の著しい成長を見込んでおり、ハードウェアとソフトウェアの両面でIoT市場に積極的に売り込むことが予想されます。また、クラウドについては、Googleと提携し、ハイブリッドなクラウド・プラットフォームを提供していきます。

話題の元記事はこちら: What to expect from Cisco in 2018

デジタルツインとは何か、そしてシミュレーションおよびIoTの専門家はなぜ注目しているのか?


シーメンスPLMソフトウェア社のシニアディレクターであるトム・マウアー氏はデジタルツインを「製品や製造工程、運用における製品や製造システムの動作を正確に表現するデジタルモデルである」と定義しています。マウアー氏は「デザイン、シミュレーション、製造および分析のソフトウェアを使用することにより、ユーザーは自身の製品や生産活動にモデルベースのデジタルツインを作り出し、検証できる」とも付け加えています。
デジタルツインには次の用途があります:

  1. モデルを実環境データで検証できる
  2. 意思決定支援および異例についてユーザーに警告するために運用を追跡する
  3. 時間と共にどのように資産が変わっていくか予想できる
  4. 設計フィードバックが得られる
  5. 新しい収入源を見いだせる

エンジニアはシミュレーションをデジタルツインとリンクさせ、フィジカルツインが実世界の環境でどのように作動するか予想できます。また、IoTはフィジカルとデジタルの架け橋の役割を担い、デジタルツインに実世界での動作について洞察を提供します。

話題の元記事はこちら: What is the Digital Twin and Why Should Simulation and IoT Experts Care? > ENGINEERING.com

エッジコンピューティングとは何か?


エッジコンピューティングは基本的にIoTの進化と関係しています。エッジコンピューティングは、自動車が路上の物体を避けたいときなど、データ処理の低遅延を求めるものに期待されています。ここで登場するのがエッジ・デバイスです。エッジ・デバイスはルーターやWANS、スイッチなどネットワークのへの侵入拠点を提供するものです。これらは小型のデータセンターの機能を果たし、お互いに通信することが可能です。お互いに通信することで「フォグ(霧)」を形成し、通常は至急のデータを通信するために使用されます。
自動車や製造、フリート管理、緊急事態や災害対応等のアプリケーションはセントラル・データセンターにデータを送信するのは賢明ではありません。そこでデータ処理を必要とする物の位置で起動する分散コンピューティングである「フォグコンピューティング」が有効となります。
フォグコンピューティングの市場はは2022年までに公益事業、輸送、医療および産業市場において180億ドルを上回ることが推定されています。
遠く離れたクラウドにデータを送信することは、早急に決断が必要な場合に危険です。エッジなら、その問題が解消されます。

話題の元記事はこちら: What is edge computing?

あなたのIoT製品をうまく売り出す方法とは?


あなたは自身のIoTビジネスについて他社との違いを一文で説明できますか?一文で説明できなければ、違いがあるとは言えません。人は三段階で相手の話に無関心になってしまうのです。
第一段階となる一文目は注目を集めます。一文目というのは誰でも注目しやすくのですが、失敗すると第二段階へ進んでしまいます。第二段階の二文目になると、聞き手はまだ多少耳を傾けてはくれていますが、ランチについて考え始めてしまっているでしょう。そして、三段階目の三文目はすぐにやってきます。三文目となると聞き手の頭の中はランチでいっぱいで、会話から逃れる方向に気持ちがシフトしています。違いがあるかどうかはどうでもよくなるのです。自身のIoT企業や製品を紹介したいと思うのなら、一文目で決める必要があるのです。
SmartやCloud等の業界用語は多くの意味を一語で表す便利な言葉ですが、誰が聞き手なのかによって使用すべきか否かが変わってきます。一文を作るにあたり、誰に・何を・どこで・いつ・どうやって伝えるのかを考えるべきです。どんな製品でどんな違いがあるのかを一文で説明できれば、聞き手の心をつかみ、その先の会話につながるのです。

話題の元記事はこちら: What Makes a Successful Internet of Things Pitch? | IoT For All

モノのインターネット(IoT)と医療機器についてあなたが知っておくべきこと


現在、人々はみなつながっており、私たちのモノもつながり始めています。IoT技術の値ごろ感や消費者の期待のふくらみはどんどん状況を変えていきます。つまり、全ての医療機器もつながる必要があるのです。例えば、クリニックの舌圧子のディスペンサーが製造業者とつながっていれば、クリニックは追加注文する手間が省け、製造業者は使用状況を把握しつつ自動的に舌圧子を補充できます。つながりを持つことにより、医療機器そのものには変化はありませんが、製造業者が提供できるサービスに変化をもたらすのです。
IoTデバイスとつながると、多くのデータが集まり、整理することが重要になります。医療機器の製造業者は実際の使用状況についてデータを得ることができます。同時に特定の治療の有効性について得られる情報は計り知れず、患者にとって大きな関心ごとです。
データを収集することにより、医療機器の性能やビジネスモデルに影響するだけでなく、治療を受けている患者のデータをもとに、患者や介護者にフィードバックを提供することができます。
IoCデバイスと医療機器をつながることで、医療機器そのものやサービスに変化をもたらすことができます。

話題の元記事はこちら: What You Need to Know About the Internet of Things and Medical Devices

世界は人と人がつながる時代から、モノがつながる時代に発展していっています。IoT時代に突入し、私たちの身の回りのモノはエッジコンピューティングやデジタルツインなど、新しいつながり方へと急速な変化を見せています。この変化の速さに乗り遅れないよう、今後も注目していきましょう。

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