SimCam:クラウドを必要としないオンデバイスAIホームセキュリティカメラ

SimCam:クラウドを必要としないオンデバイスAIホームセキュリティカメラ – 記事

深圳を本拠地とするSimtooは、人工知能AI)を搭載したホームセキュリティカメラ「SimCam」を公開しました。

SimCamは、IntelディープラーニングVPUを採用しています。VPUは即座に反応するので、従来の赤外線モーション検知器を必要としません。ユーザーは、写真アラートを送信し、ライブビデオアクセスをオンにし、定義された領域にアクティビティがあるときに15秒のビデオクリップを保存するようにカメラを設定できます。

SimCamを特徴づけているのは、監視エリア内の特定のエリア、たとえばキッチンの朝食カウンターや宴会場のクローゼットドアにカメラのビジョンシステムを再設定できる機能です。この監視技術は、たとえばプールフェンスのドアが開いたままになっているときや荷物の到着など些細なことを検出することができます。また、他のスマートカメラと同じく、SimCamは家族や友人の顔を99.4%の精度で認識し、特定の人物が現れたときに警告を出すことができます。人や動物だけでなく、車や金庫といった物体を認識し、追跡することもできます。対象物が他人に触れられたり動かされたりしている場合は警告が表示されます。

記録されたイベントは、取り外し可能なMicro SDカードにローカルに保存され、SimCamのスマートフォン用アプリにまとめられます。このアプリは、カメラ名、検出タイプ、日付、時刻ごとにイベントを自動的に別々のリストに編成します。SimCamは、クラウドに依存せず、ビデオ、スナップショット、クリップなどすべてがSDカードに保存されます。ローカルストレージを使用することで、クラウドサービス料がかからないだけでなく、プライバシーを保護することができます。ネットワークの切断や接続不良も画像処理に影響を与えません。

SimtooのCEO兼創設者であるAaron Zhangは、次のように述べています。

「私たちのチームは、AI技術をビデオ監視製品に統合し、何年もの間インテリジェントホームセキュリティカメラの構想を練ってきました。今日入手可能なカメラのほとんどはビデオを録画することができますが、ユーザーが自分の家や持ち物が保護されているか知るための映像を取得することは不可能です。AIと物理的なオブジェクトモニタリングの力によって、SimCamは自動化された正確なホームセキュリティの無限の可能性を切り開きます。」

SimCamは、AIをオンデバイスで動作させるIntel Movidiusベクトル処理装置、双方向オーディオを可能にするマイクとスピーカーのセットアップ、2.4GHzと5GHzのWi-Fi帯域をサポートするワイヤレスチップなどを搭載しています。また、カメラは360度回転し、Sony IMX 1 / 2.3インチ5メガピクセルセンサーを備えているのでナイトビジョンでも撮影できます。

SimCamは、スマートフォンアプリ、またはAmazon AlexaとGoogle Assistantを介した音声コマンドで制御できます。オープンSDKを使用すると、インテルAIチップセットの機能を最大限に引き出し、独自のニーズに合った新しいアプリケーションをカスタマイズできます。SimCamをGoogleクリップやペットモニター、ベビーモニター、スマートホームハブなどに変えることができます。

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