【IoTおすすめ本】AIと日本の雇用

【IoTおすすめ本】AIと日本の雇用 – 記事

AI=自動化で仕事の多くが消えることはない。機械に代替される仕事もあれば、増える仕事もある。置き換わるのは1割程度にすぎない。問題は、自動化によって雇用の質と構造が変わり、どんどん高度なスキルのルーティン業務が機械に置き換わり、経済格差が広がることだ。特に、日本では非正規労働者の約7割を占める女性が大量失業する恐れがある。同様に重要なのは、日本がAI、IoTの開発・活用をめぐるグローバル競争から脱落しないことだ。AIによる雇用の代替だけではなく、海外のIoT技術者に雇用が奪われる可能性をも直視しなければならない。

内容紹介

AI(人工知能)の普及、ロボット化による雇用破壊が注目の的です。オックスフォード大学研究者の「労働人口の47%は代替される」という分析結果が衝撃をもたらし、世界中で雇用の未来に対する懸念が一気に高まりました。だが、それが本当なのか? 本書は、世界にも例がない、企業への広範な調査、先行しているドイツの調査研究などを通じて、AI、ロボット、IoTによる雇用へのインパクトを明らかにします。結論は、喧伝されている見方とはかなり違うものです。

大部分の職は自動化されても人間がこなす部分が大きい。

IT関連、データサイエンス分野では雇用が増加、製造・物流などでは雇用が減少。中間層が大きな影響を受ける。

雇用は専門職・技術職で増加、事務職では減少する。
日本では悲惨な雇用の喪失は起きない可能性があるが、問題は、データサイエンティストなどの専門職の人材不足であり、高スキル人材の育成です。拡がる所得格差を縮小するための所得再配分の強化が必要になることを明らかにします。

本書の特色:ドイツをはじめ世界の先進的な研究をもとに、日本企業へのヒアリング、中堅・中小企業も含め1万社へのアンケート調査に基づき、バランスがとれ、なおかつリアルな展望を描き出します。

目次

  1. 第1章: 第4次産業革命とは、人工知能とは
  2. 第2章: AIは雇用を破壊するか:フレイ&オズボーン推計とドイツのチャレンジ
  3. 第3章: 雇用の質・構造の変化こそ問題:世界の最先端研究が示唆するもの
  4. 第4章: 日本の雇用はどう変わるか:日本企業の実態
  5. 第5章: 世界的な人材育成競争の始まり
  6. 第6章: 日本はグローバル競争にどう打ち勝つか

書籍情報

書籍名 AIと日本の雇用
著者 岩本 晃一
販売開始日 2018-11-21
金額 ¥1,944(本記事記事公開時点)
ページ数 280
出版社 日本経済新聞出版社

関連情報

情報の更新: 2019年02月26日現在