【IoT用語集】IaaS(Infrastructure as a Service)とは?

はじめに

IaaS(Infrastructure as a Service)は、インターネットの中でASP事業者がシステムを構築する技術のひとつです。

このサービスは、最初は[HaaS]として発表されいましたが、2006年になって[IaaS]という名称にインターネットの記事等で普及してきました。

クラウド・コンピューティング

ASP事業者などが、ICTのインフラ基盤とそれを利用するソフトウェアをインターネット経由して利用する事の総称でクラウドサービスともよばれています。スマートフォンが普及している現在は、知らない間にクラウドを利用しています。

例えば、写真の保存やスケジュールや文書ファイルなどの保存や共有としてクラウドベンダーのサービスを利用しています。

クラウドサービスは、以下のように分類することができます。それは、サービスとしてのインフラ基盤、サービスとしてのソフトウェア基盤、およびサービスとしてのプラットフォーム基盤です。これらのサービスの定義や相違点を知ることが[IaaS]というサービスの理解にもつながります。

① サービスとしてのインフラ基盤[IaaS]
このサービス構成がクラウドベンダーが提供するサービスの基本的なかたちです。このサービスでは、サーバー等のICTインフラを仮想マシンとして、クラウドプロバイダーからレンタルします。

② サービスとしてのソフトウェア基盤[SaaS] 
このサービスは、インターネット経由でソフトウェアアプリケーションを配信するサービスです。

主な特徴としては、ASP事業者がソフトウェアアプリケーションおよびICTインフラの管理を行い、ソフトウェアのアップデートや脆弱性への修正ファイル適用などすべての保守運用作業を担当します。

このサービスを利用するユーザは、通常インターネット経由で自分のスマートフォンやタブレット、またはパソコンのブラウザーを利用してアプリケーションに接続します。

③ サービスとしてのプラットフォーム基盤[PaaS
このサービスでは、Webアプリケーションの開発とその後の単体、結合試験、総合試験アプリケーションの配信とアプリケーションの運用管理のためのオンデマンド環境を提供するクラウドサービスです。

主な特徴としては、開発者がWebアプリケーションやモバイルアプリケーションを手軽に効率よく開発を進めていくことができるようになっています。開発に必要となるサーバー等のICTインフラのセットアップや管理の心配は不要です。

利点、欠点

従来の方法ではシステムを構築する場合には、サーバー等のICTインフラやソフトウェアを自社で購入し、設備の保守と監視及び定期的なチェックが必要でした。

このサービスでは、提供事業者でサーバー等のICTインフラをもたずに、インターネット経由クラウドベンダーから必要なだけICTインフラのリソースを利用できます。

① 利点
・サーバー等のICTインフラ購入の手間がなく、必要な時にすぐサーバー等のICTインフラの作成できます。

  • サーバー等のICTインフラと仮想マシン、管理システムなどを自由に選択できます。
  • サーバー等のICTインフラリソース増減やスケールアップ/ダウンが自由変更できま
     す。
  • 安価、かつ従量課金に対応しているサービスが多いです。
  • サーバー等のICTインフラの運用はクラウド事業者に任せる事が出来ます。

目的を達成するために必要な設計、設定をリモートでアクセスして構築する事ができます。全ては自由に決めることができるため、他のサービスでは達成が困難な目的でもこのサービスでは達成できるということが多々あります。

② 欠点
このサービスは自由な設計のメリットがある分、他のサービスと比べるとどうしてもサーバー等のICTインフラの知識が必要になります。そして、更新やセキュリティ対策などもすべて利用するユーザ自身の手で行なう必要があります。

ICTインフラとしてこのサービスを選択するポイント

ここまでクラウドコンピューティングについて説明してきましたが、ICTインフラとしてこのサービスを選択するポイントは3点あります。

これからクラウドのこれらのサービスを利用又は、現在のシステムから乗り換えを考えるときには、たくさんのクラウドサービスの中からどのサービスを利用すればいいのか迷ってしまいす。

基本的には、すでに開発の現場ではサービスの導入先はあらかた決められていることが多いですが、自分で判断する場合にはコストに加えて以下の性能、セキュリティ、サポートの確認をしてください。

① パフォーマンス
「サーバー等のICTインフラをスコープに合わせて変更しても十分な性能が確保できるのか」「クラウド開発を効率よく進めていく性能への条件選択子があるのか」に着目しましょう。

② セキュリティ
「個人情報や重要な情報の漏えいやDDos攻撃、ウイルス感染、アカウントクラッキング攻撃などに対してきちんとセキュリティ対策をしているのか」「セキュリティ対策にたいするガバナンスがきちんと機能しているのか」を明確に表記してあるのか確認しましょう。

③ サポート
「何か不具合や障害が起きた時に支援体制がととのっているのか」「運用者が安心できるサポートが24時間きちんとあるのか」「利用者への支援センターの対応状況」を確認しましょう。

まとめ

現状のクラウドサービスの中で、もっとも多くのインターネットサービス会社が採用しているのが[IaaS]です。インターネットから簡単に契約してその日から利用する事ができます。

インターネット経由でアプリケーション負荷に対応した変更をオンデマンドに拡張できる環境として利用されています。SNSやゲームなど多くのユーザーへサービスを展開する際にはこのサービスを利用したという事例が増えています。

これらのサービスは、確実に増えており市場に参入していました。しかし、ここにきて最近は統合や吸収、さらにはビジネスを中止するような淘汰も始まりつつありますので、これらのサービスを提供している企業を選択する時にはご注意ください。