ORII:骨伝導技術を搭載した指輪を使い、音声でスマートフォンを操作

ORII:骨伝導技術を搭載した指輪を使い、音声でスマートフォンを操作 – 記事

ウェアラブルの世界は主にウォッチとヘッドセットに焦点が当てられていますが、Origami LabsのOriiは違います。Oriiは、携帯電話を取り出すことなく、電話をかけたり、メッセージを送信したり、ボイスアシスタントと対話したりできる指輪型のスマートデバイスです。昨年、クラウドファウンディングのKickstarterとIndiegogoのキャンペーンが成功し、支援者に向けて出荷が開始されました。

Oriiはもともと、視覚障害のあるユーザーが電話やテキストメッセージを利用するのを助けるために開発されましたが、さらに幅広く応用できることがわかりました。Oriiには骨伝導トランスデューサーが搭載されており、Bluetooth接続を介してスマートフォンから音声を受信します。Oriiを装着して指先を耳に当てると、指先からオーディオ信号が送られ、電話やテキストメッセージの音声を聞くことができます。この技術は医療用補聴器に使用されており、健康へのリスクはありません。Oriiを使用すると、ノイズの多い環境でもBluetoothイヤホンよりも音声がクリアに聞こえます。

このスマートリングには、通話用のノイズキャンセリングデュアルマイクシステム、テキストメッセージのディクテーション、および携帯電話のデジタルアシスタントも含まれています。振動して通知を知らせたり、タップを感知して電話機能を起動させることができます。Bluetooth LE 4.0とBluetooth 3.0に対応しており、通話状態で1〜1.5時間、スタンバイ状態では45〜48時間の連続使用が可能です。Oriiは、IPX7の防滴性も備えています。充電器と充電ケースが同梱されています。

もちろん、指輪型のウェアラブルには、エンジニアリングとデザインの課題があります。骨伝導の音声を適切に聞くために、Oriiユーザーは、人差し指でリングの位置を微調整し、適切な指の位置を習得する必要がありました。Origami Labsは、ユーザーがOriiの音響性能を向上させるのをサポートするために、Skypeベースのオンラインカスタマーサポートを提供しています。

リングのサイズは調整が可能です。4本のリングサイズがパッケージに含まれており、6号から11号(USサイズ)に調整できます。フィット感を固定するために最後にドライバーで締める必要があります。そして指輪は小さいわけではないので、色選び(赤、グレー、黒、シルバー)はファッションとして非常に重要です。

多くのクラウドファンディングプロジェクトと同様に、Oriiは当初の2018年前半の生産スケジュールより遅れています。現在は、KickstarterとIndiegogoの支援者に順次出荷している段階です。クラウドファウンディングの支援者の注文が完了すると、Oriiは159ドルで利用可能になる予定です。

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