【IoT事例】Eagle Peak:中堅企業の特殊なプロセスをデジタル化|イーグルピーク

【IoT事例】Eagle Peak:中堅企業の特殊なプロセスをデジタル化|イーグルピーク – 記事

Eagle Peak(イーグル ピーク)について

同社は、2000年、コンサルティングおよびソフトウェア会社として、ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州シュバビッシュグムンドにて設立されました。 同社は、中堅企業向けのプロセスコンサルティング会社であり、顧客企業のすべての分野で最大限の効率を達成するために、組織の一貫した生産プロセスを設計することが主力業務です。

同社の目標は、企業をデジタルビジネスに変えることにあります。 というのは、企業のデジタル化は、企業の将来を保護し保障すると考えているからです。従業員であるコンサルタントは、企業をデジタル化するノウハウと経験を備え、将来のデジタルエンタープライズの理想的なあるべき姿を設計し、それを完全にIT(アイティ)上に仮想化するアーキテクトとして、顧客企業のプロセス改善に携わっています。

Industry4.0導入の背景

同社のオーナー兼CEO(シーイーオー)であるDr.ReinholdBareiß(ドクター ラインホルトバライス)氏は、次のように述べています。

「デジタル・トランスフォーメーションは、すべての企業にとっての課題領域であり、同様に未来に向けてのテーマでもあります。我々は、すでにさまざまな事業部門を通じて企業全体を体系的に把握するこの変革プロセスに取り組んでいます。企業が古風でうわべだけのITの課題としてデジタル・トランスフォーメーションを捉えるという誤りを犯す前に、戦略的なチャンスと可能性が、どんな企業にもデジタル・トランスフォーメーションの中に潜んでいることを明らかにしなければなりません。また、多くの企業は、Industry4.0について思案・検討しています。しかしながら、具体的にどのように会社に導入できるか、どのプロセスをデジタルネットワーク化する必要があるか、どこを自動化すべきかなどの課題を抱えています。」

こうして同社は、上述の課題に対するソリューションへのアプローチを追及することにしました。その結果、次のようなアプローチにたどり着きり着きました。

  1. まずあらゆるITから客観的な視点を置くことを前提とし、企業プロセス全体をメタレベルでマッピングする。
  2. 次にマッピングしたプロセスをその効率性の観点で精査し、体系的に最適化する。
  3. 最終的にはメタレベルからプログラミングなしにITベースの運用レベルへ変換する。

このアプローチに基づき、Industry4.0に準拠したウェブベースの革新的なデジタル化プラットフォームである「GlobalEagle®(グローバルイーグル)」を開発しました。このプラットフォームは、既存のすべてのITアプリケーション(ERP(イーアールピー)、CRM(シーアールエム)、PPS(ピーピーエス)など)を置換もしくは補完することが目的です。これにより、正確なプロセスによるより多くの生産、開発のためのより多くの成長と時間、組織化されかつ体系化された手続きや管理プロセスおよびあらゆる分野のプロセスが、自動化されコンスタントに最適化を可能とします。さらに、このプラットフォームは、次のような特徴があり、顧客の導入が容易となっています。

  • オペレーティングシステムに依存しない。
  • ライセンスフリーである。
  • パソコン、ノートブック、モバイル端末など、ブラウザを備えた端末であれば使用可能である。
  • プログラムを必要せず、簡単な設定で使用可能である。
  • 標準化されたプラットフォームにもかかわらず、顧客独自の特殊なプロセスを正確に実装するよう設定されており、いつでも新しいプロセスに問題なく適応可能である。
  • 顧客独自のサーバーやクラウドにインストールが可能である。

ソリューションの構築

1. ソリューション構築の前提
同社の使命は顧客の「ソリューション」を発見するために確固たる措置を講じることです。 たとえば、顧客と一緒に、次の目標に向かって取り組みます。

  • 現在過渡期の可能性にある企業に、将来がより保障されるように調整する。
  • 市場にもたらされる企業サービスを現代的かつタイムリーに提供する。
  • 企業の効率を最大限に高める。
  • 技術的要件を満たすように、仕組みを構築する。
  • 企業のシステムが将来どのように通信し、どのようなサービスを提供しなければならないか、その方向性を見つける。

ソリューションを見出すという課題は、企業ごとに答えが異なります。というのは、各企業はユニーク・唯一無二であり、その各企業のDNAの原則に従いソリューション構築を進めるからです。

2. ソリューション構築の手順
製品に関する問題だけを解決することが、企業のソリューションではありません。次の手順で、具体的なソリューションを構築します。

  1. 企業のデジタル化、情報と材料のネットワーキング、組織、戦略を具体的にイメージします。
  2. 同社と顧客により共同で詳細設計を通じて、将来の企業コンセプトを、技術的に実装可能となるようにブレークダウンし、ドキュメンに落とし込み、仕組みを具体化します。
  3. ユーザーインターフェースと必要なロジックと機能に関してさらに詳細化します。
  4. 必要な準備作業に基づいて、1対1のイメージで自社のソリューションをIT上に仮想化します。その仮想形のソリューションはITレベル(ERP、CRMなど)で定義されたプロセス全体を運用できるレベルで実装されています。

プラットフォームの導入とその効果

同社のデジタル化プラットフォーム「GlobalEagle®」を導入した企業として、粉末塗料企業である「Grimm Pulverlack(グリム プルファーラック)」社があります。
1. 導入の経緯
代表取締役社長Heike Grimm(ハイケ グリム)氏は、「GlobalEagle®」を選定するにあたり、次のような期待を語っています。

「我々を可能な限りサポートするシステムを構築することが我々の理想です。これは多くのソフトウェアシステムの場合と同様に、最初のステップから弊社のニーズに正確に適応されなければならず、その逆はあってはなりません。」

そして、両社の綿密な協議とプロジェクト実施後にプラットフォームの導入に踏み切りました。その結果、Googleマップベースのフィールドサービス管理、CRM、クレーム処理、営業、材料計画、購買、在庫管理の各プロセスを統合し、常にアクセス可能なシステムを構築しました。加えて情報の構造化知識データベースを作成しました。

2. 導入により改善された点
プラットフォームの導入により、次のような改善点が報告されています。

  • すべての実際の作業工程(計画、材料の移動、フィードバックなど)は、システムでサポート/自動化/ミラーリングされました。つまり、デジタル化プラットフォーム上で企業の100%イメージが生成することができたのです。
  • すべての企業プロセスがきっちりと実行されるため、あらゆるプロセスがITに反映されます。そこから、実際に定義された必要な目標プロセスのみを使用することができました。
  • プロセスの自動化が最大限に可能となりました。
  • 全く新しいビジネスモデル/プロセス/通信形式が可能となりました。
  • 100%のトレーサビリティ、 100%のプロセス品質そして100%の自動化が達成されました。
  • 最高のプロセス効率と最小の管理コストを達成しました。
  • 非常にオープンで改善のためのディスカッションする企業文化が根付きました。
  • レポートの自動出力により、製品の品質証明が簡素化しました。
  • 組織の基礎が明確に定義されたため、その後の組織が順調に成長するための基盤が確立しました。

3. 効果および成果
プラットフォームの導入後、Heike Grimm氏は、次のように述べています。

「GlobalEagle®は、全部門の組織全体に利益をもたらしました。そのポイントは時間です。我々は現在どのような立場にあるのか、顧客はどんな懸念やニーズを持っているか、そして我々はそれをどのように解決したのかを、我々はスピーディーに知ることができます。その理由は、このシステムでは必要な事すべてがいつでも入手可能であり、そこには透明性があり、また永久に利用可能だからです。」

彼とその従業員は、顧客に対する課題要件により強く専念するために、これにより得られた時間を利用しています。

「我々は我々自身を新たに組織化し、それにより自由な時間を作り出しました。さまざまな粉末料に顧客要件を適用する際、この自由な時間で得られたより多くの研究成果と知識を移転する形で顧客に利益をもたらしています。」

とHeike Grimm氏は述べています。
また、大きな成果として、このようにも述べています。

「当社にとって、これは、体系的なプラットフォームへの入口でした。このプラットフォームにより、すべてのITシステムをネットワーク化しました。例えば、当社の営業計画の立案にも、このプラットフォームを使用しています。また、ロボット制御による商品の入荷・出荷への利用もその一つです。そのタスクには、パレットから降ろす、組み立て、パレットに乗せる、ラベリングが含まれています。さらに、不良品は簡単に取り除かれ、それにより納品書と納品物の整合を100%保証しています。その結果、当社だけが午後4時まで注文を受け付けて出荷まで処理することが可能となるのです。他の競合他社はこうしたことを行うことが不可能であるため、明らかに当社の成長・発展の成功が保証されています。」

今後の展望

何年にもわたって確立された多くのプロセスについて再考し、枠にとらわれず考えるということは価値があるということです。目標は、新しい方向へ進み、効果的に前進し、「全体」が調和していることを確認することです。その結果、より多くの売上が生み出され、企業の持続可能性が保証されます。ドイツ連邦統計局によると、50〜250人の従業員を持つ中堅企業はおよそ55,000存在します。

「GlobalEagle®」を使用すれば、これらすべての企業に完全にカスタマイズされた妥協のないデジタル化プラットフォームを提供することが可能です。そのためにかかるコストは、企業がこれまでにソフトウェアのために使用していたコストを上回ることはありません。 それにも関わらず、企業は組織の最大限の自動化を享受することができ、企業にとって重要な要件である生産性向上が可能となります。今後も、工業、貿易、物流などの「利益を最大化する贅沢」を得ようとする、勇気のある未来志向の企業に対して、スマートでインテリジェントかつ自由に構成可能なデジタル化プラットフォームの提供を推進します。

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