【JIMTOF2018】日本シュトイテ株式会社:sWave® 922 シリーズ ワイヤレス・ハンドコントロール RF HB SW922-4CHとRF GFS 2 SW2.4-SAFEワイヤレス・セーフティフットスイッチの紹介

JIMTOF2018日本シュトイテ株式会社:sWave® 922 シリーズ ワイヤレス・ハンドコントロール RF HB SW922-4CHとRF GFS 2 SW2.4-SAFEワイヤレス・セーフティフットスイッチの紹介 – 記事

日本シュトイテ株式会社とはどんな会社?

1961年にドイツで創業したsteute Technologies GmbH & Co. KG(シュトイテテクノロジーズ株式合資会社。以下、シュトイテ)。ドイツ北西部ウェストファーレン地方に本社を構えているシュトイテは、オートメーション、過酷環境、ワイヤレス、そしてメディテクの4つの事業を手掛けています。安全スイッチや爆発性エリアに適合する防爆スイッチとセンサー、生産現場の効率を向上させるワイヤレススイッチ、そして手術室で使用される医療向けフットスイッチなどを世界各国の顧客に提供し、機械と設備の効率と安全に貢献してきました。

また、2010年にはアジア初の営業拠点として日本シュトイテ株式会社(以下、日本シュトイテ)を新たに設立し、日本の顧客との距離もさらに縮まりました。中型の家族経営企業として市場動向や顧客のニーズに素早く、柔軟に対応できることが強みでもあります。

今回はJIMTOF2018で展示されていたsWave® 922 (エスウェーブ922)シリーズについて日本シュトイテのゼネラルマネージャーであるオラフ・メッシング氏にお話を伺いました。

スマートファクトリー化を叶えるシュトイテのワイヤレス技術

今回の展示会ではスマートファクトリー化を進めたい企業の後押しをする、ワイヤレス製品を搭載した製品を展示していました。電車の模型などを展示し、ブースを訪れる人を楽しませるような演出をしていたことが印象的でした。

メッシング氏によると、例えば自動車の製造ラインでは頻繁に変更が行われますが、その際にシュトイテのワイヤレス製品を使用すると、スイッチの配線を引き直す必要がなく、業務とは関係のない手間を省くことができるそうです。生産ラインの変更が行われる度にかかる大きな手間と費用を削減できるようになるといいます。

工場などのシャッターの開閉スイッチも配線を気にせず自由な場所に設置が可能です。また、人のつまずきやケーブルの断線のリスクをもたらすフットスイッチのケーブルがワイヤレスフットスイッチにはついていないので、このような問題も解消されます。

ワイヤレス製品を導入することで、配線に関わる手間やコストが削減でき、配線が困難で今までスイッチの設置をあきらめていた場所への取り付けも可能になります。このワイヤレス技術にはシュトイテが50年にわたって産業用スイッチを開発・製造してきたノウハウが活かされており、工場で最適な耐久性や防水性などを有した製品がスマートファクトリー化を進めてくれるのです。

また、シュトイテは悪条件でも信頼性の高い通信を保つことができる、複数の無線技術を取り入れたスイッチも提供しています。そのスイッチの電源の多くは「自給自足」で、注目のエナジーハーべスティング(環境発電)という方法によって外部電源や電池を必要としません。

sWave® 922 シリーズ RF HB SW922ワイヤレス・ハンドコントローラー

今回の展示会で展示されていたsWave® 922 シリーズの製品のRF HB SW922ワイヤレス・ハンドコントローラー。4つの機能を持つキーパッドスイッチが付いており、受信機側で個別の信号として処理することで、工作機械等の装置の設定や製造ラインでの人の呼び出しや操作、表示板に何かを表示させるといった用途で使用することができます。

出力信号は受信機での簡単なプログラム操作設定ででき、本体はABS製です。周囲にゴムシーリングすることで、IP54の保護構造と耐衝撃性を実現しています。また、動作環境はマイナス20~プラス65℃と広範囲で、交換可能なリチウム電池を使用することで、80万回の送信を可能にしています。

無線周波数はサブギガ帯の916.5MHzを使用し、電波範囲は最大で屋外が150メートル、屋内が20メートルで、サイズは縦87.9×横48.2×奥行き30ミリの仕様となっています。

sWave® 922 シリーズ RF GFS 2 SW2.4-SAFEワイヤレス・セーフティフットスイッチ

sWave® 922 シリーズから展示されていたもう一つの製品のRF GFS 2 SW2.4-SAFEワイヤレス・セーフティフットスイッチは、プロテクトシールドと充電器付き2ペダルフットスイッチ、磁気ベースアンテナ、ペアリングケーブル付きワイヤレス受信機のセットなっています。

より安定したワイヤレス送受信可能なコンパクトなフットスイッチで、ライセンスフリーの2.4 GHz ISM周波数帯域で稼働します。そして、他のシステムが密集して稼働している中でも他からの干渉を受けない平行稼働なので、様々な機械やソフトが使用される工場内で重宝されます。

最後に

今回のJIMTOF2018でもワイヤレス製品が持つ可能性を見せてくれた日本シュトイテ株式会社。同社のゼネラル・マネージャーであるOlaf Messingさんは、お忙しい中丁寧に時間を割いて頂き、誰にでも分け隔てなく丁寧に接していました。日本シュトイテではユーザーと円滑なコミュニケーションを行い、開発段階からお客様のニーズを重視しているので製品ラインアップごとに専門家を配置しているとのことでした。どんな企業にも真摯に対応して頂けるのではないでしょうか。シュトイテの持つワイヤレステクノロジーで、工場内の作業をより効率化してみてはいかがでしょうか。

JIMTOFとは

工作機械と関連機器の関連の産業の国際展です。約950社の企業が出展し、約14万の来場者が訪れます。工作機械 、鍛圧機械、工作機器、特殊鋼工具、超硬工具、制御装置や関連ソフトウェア(CAD、CAM等)など、工作機械を中心とした企業が東京の有明にある東京ビッグサイトに集まります。

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