【JIMTOF2018】 Applied Automation Technologies:インダストリー4.0スマートファクトリー、計測フィードバックによるアダプティブ製造を行う

JIMTOF2018Applied Automation Technologiesインダストリー4.0スマートファクトリー、計測フィードバックによるアダプティブ製造を行う – 記事

Applied Automation Technologiesとはどんな会社?

Applied Automation Technologies(アプライドオートメーションテクノロジーズ。以下、AAT)は計測、品質管理、アダプティブ製造システムのソフトウェアソリューションの提供において世界を率先する企業です。アメリカのミシガン州の都市であるロチェスターヒルズに本社を構えています。CADベースのオンライン・オフライン形状測定ソフトウェア製品を開発するために1987年にレイ・カラデイ氏によって設立されました。

AATが顧客から信頼される理由の一つが、並外れた実績にあります。AATは30年以上にわたりCADベースのオンラインやオフラインによる寸法計測ソフトウェア製品を開発してきました。そして、独立系ソフトウェア開発会社としてCMMやCNCの工作機コントローラに対して、広範にわたるコントローラインターフェイスライブラリを設計・製造してきました。

1990年代にBoeingの777プログラムに携わったことで、工作機計測の先駆者となったことでその信頼を確固たるものにしました。そしてその経験を発展させ、あらゆる工作機に対しコントローラへのリアルタイムのフィードバックを提供し、アダプティブ製造を実行できる統合機能を備えたCMMとして適合、プログラミングできるような包括的な機能を開発してきました。今日ではゼネラルモーターズやフォード、米国軍などをクライアントに持つまでに成長しました。

今回のJIMTOF2018では、CappsNCについてポスターを使用して展示をしていました。取材を通して伺った、注目のCappsNCの魅力をご紹介します。

スマートファクトリー計測フィードバックを叶えるCappsNC

CappsNCはあらゆるCNC工作機械に対応し、オフラインでのプログラミングや計測データを使用するCMMとしての運転を可能とすることにより、加工プロセスを自動的に向上してくれるツールです。

計測データに基づくリアルタイムでの意思決定に必要な複雑な数値計算を行うには、強力なCMMソフトウェアを製造システム内に統合しなければなりません。CappsNCは、標準DMIS言語を使用して高度な測定、計測、GD&T計算を行うため、あらゆるマシニングセンターのプログラミングを可能とするCappsDmis CMMソフトウェアの1形態です。自動衝突回避や5軸制御経路生成機能を備えた強力なオフラインプログラミングによって、多軸加工・複合旋盤を含むあらゆる加工機構成におけるプログラミングが可能となります。

オフラインのプログラミングとオンラインでの実行が可能

CappsNCソフトウェアには、リアルな工作機仮想モデル、シミュレーション機能、衝突回避機能付きの自動経路生成、幾何学的フィッティング、トレランス機能を備えたCAM様式のプログラミング環境が提供されます。マルチビューグラフィックスビューと使いやすいUIプログラミング環境により、どんな工作機構成でも非常に簡単にプログラムを作成できます。また、ほとんどの工作機械コントローラにリアルタイムの直接インターフェイスで接続できます。

マルチセンサーソフトウェアでもあるCappsNC

CappsNCはそれ自身が生成するマクロを使用し、OEM生成マクロは必要としません。これによってプローブブランドに依存することなく、工作機の既存のプローブを使用することができます。また、CappsNCは以下のような各種プローブタイプで動作することができます。

CappsNC動作可能なプローブタイプ

1)キネマティックプローブ
CappsNCは、プローブのキネマティックトリガーメカニズムにおけるロービング誤差を補正するベクトル較正を生成することができます。

2)ストレインゲージプローブ
プローブの振れ、実効半径、5軸ヘッドオフセット誤差を計算するための自動較正サイクルが生成されます。これによって、プローブを個別に設定する必要がなくなり、工作機の5軸ヘッドの不整合を迅速に検査することができます。

3)アナログプローブ
翼やギアの外形など、あらゆる幾何学形状または曲線あるいは表面測定について、自動接触スキャン経路が生成されます。高度なデータフィルターおよび3D最良適合アルゴリズムとCADモデルとの自動比較機能によって、工作機における自動意思決定のための特性計算を高速に行うことができます。

4)青色光レーザーセンサー
CappsNCにはレーザーセンサーによる高密度データ収集と共に使用される、高度な点群機能があります。レーザースキャンプログラムはNC切削プログラムを変換することによって、自動的に生成されます。直接CADモデルから生成することも可能です。自動幾何学的特徴抽出機能によって、レポート作成用またはGコードプログラムの実際の部分形状への適合のためのデータ分析が非常に高速に行われます。

CappsNCを使用する利点

CappsNCはあらゆるマシニングセンターでCMMのように動作しますが、単なる機械計測以上の利点をもたらしてくれます。

プロセス前の利点
アーティファクトを使用することによる、工作機形状の高速モニタリング。
詳細な6DOF部品整合およびワークオフセットの作成。
コンポジットなどの非剛体部品に対する5軸NCプログラムの再出力。

プロセス中の利点
動的な切削ツールオフセットおよび摩耗補正。加工プロセス中の実際の切削ツール形状に対する計測とフィードバックの提供。
計測結果に基づく自動意思決定の提供。

プロセス後の利点
CMM内で部品を前後に移動する必要性の排除。
完全な計測レポートの作成およびそのグラフ表示あるいは、サーバーへの保存。

最後に

スマートファクトリー計測フィードバックによるアダプティブ製造の叶えるCappsNCについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。フォードや米国軍などにも納品してきた実績を持つ企業だからこそ、安心してCappsNCを導入できると思います。今回CappsNCについてご説明頂いた方も丁寧に接して頂けましたので、ご興味がある方は一度お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

JIMTOFとは

工作機械と関連機器の関連の産業の国際展です。約950社の企業が出展し、約14万の来場者が訪れます。工作機械 、鍛圧機械、工作機器、特殊鋼工具、超硬工具、制御装置や関連ソフトウェア(CAD、CAM等)など、工作機械を中心とした企業が東京の有明にある東京ビッグサイトに集まります。

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