【JIMTOF2018】HMSインダストリアルネットワークス株式会社:産業用ネットワークインターフェースなど産業用通信向け製品

【JIMTOF2018】HMSインダストリアルネットワークス株式会社:産業用ネットワークインターフェースなど産業用通信向け製品 – 記事

HMSインダストリアルネットワークスとはどんな会社?

HMSインダストリアルネットワークスは、トレンドとなっているIoTやIndustry4.0によって、多くの産業機器をネットワークでつなぐ必要があると考えている会社です。

同社では主に産業用通信向けのソフトウェアやハードウェアを開発しています。これらの製品は、ロボットやセンサー、制御システム、モーターなどのオートメーション機器をさまざまな産業ネットワークや制御システムと接続しているのが特徴です。

1988年の創業以来、この分野の先駆けとしてテクノロジーの最前線から先端技術を提供しています。

今後も重視するメインマーケットはFA市場というものの、あらゆる産業デバイスとシステム間の通信が求められている昨今、これまでとは異なる産業にも注目しつつあります。

それは、Anybus や IXXAT に対する従来のお客様からの大きな需要に加えて、eWONリモートマネージメントのソリューションにより、新たなセグメントでも展開すること。

地域ごとの対応を大事にしたいと思っているため、これからも基本を大事にしつつも、幅広いマーケット開拓をしていこうとしている会社とも言えます。

そんなHMSインダストリアルネットワークスが、今回のJIMTOF2018で展示していた製品をご紹介します。

産業用リモートソリューション(産業用 VPN ゲートウェイ)

eWON Cosy 131 は、インターネットを介して顧客サイトや現場にある機械、設備へのリモートアクセスを提供するよう設計されている産業用 VPN ゲートウェイです。

特長はいくつかあります。

一つ目は、ファイアウォールの問題が発生しないということ。
工場内 LAN(HTTPS ポート 443 または UDP ポート 1193)を通るアウトバウンド接続を使用するため、eWON Cosy はインターネットから到達できないプライベート IP アドレスで動作し、インターネットから隔離されます。
通信を確立するために IT やファイアウォールの設定を変更する必要がありません。IT 部門の作業負荷も軽減可能です。

二つ目は、Wi-Fi とセルラーモデムにより、工場や会社の LAN ネットワークに接続せずにインターネット接続が可能です。フリーアクセスや高帯域幅の利用や簡単な展開(ケーブル不要)が可能になり、セキュアなネットワーク管理が促進されます。

その他、セキュアなVPN接続が可能だったり、Ethernet スイッチ(WAN/LAN 設定可能)×4が可能だったり、USB 接続が可能だったりと、現場で使う人たちが求めている者のほとんどを、この製品で可能にしているという高い技術が施された製品です。

Anybus

産業用デバイスをさまざまなフィールドバスや産業用Ethernetに接続できます。有線でもワイヤレスでも、どちらの接続も可能です。

HMSインダストリアルネットワークスが製造、販売し、産業用ネットワークへの接続に現在世界でもっとも広く利用されている製品シリーズです。

産業用デバイスに組み込んでネットワーク接続を可能にする製品や、デバイスとネットワーク間の「通訳」のようなゲートウェイとして機能する製品もあり、ワイヤレス通信を実現する Anybus 製品もあります。

また、Anybusは組み込み型製品とワイヤレス製品、ゲートウェイ製品の三種類あるのが特徴の一つです。三種類あることで、どんな機器にも対応することができます。

またAnybusが使用されている分野としては、FA市場です。

数百万台ものロボットやドライブ製品、センサー、HMI、重量計などがAnybusによって通信しています。一方で、ビルや自動車、プロセスプラント、インフラなどの分野においても通信がますます重要になってきているので、その分野にも今後広げていこうとしているところだそうです。

CAN-CR200

CAN-CR200は、2つのCANネットワークを電気的に絶縁し、スター型やツリー型トポロジーを構築するために使用します。
バックボーンバスで複数のCAN-CR200をCANハブに接続することが可能です。

問題のあるセグメントを自動で検出、切断することで、残りのネットワークを正常に機能させ続けることが可能です。問題が排除されたあと、切断されたセグメントは自動的にネットワークに再接続します。

ガルバニック絶縁により、それぞれのCANセグメントと電源から絶縁できるようになりました。

特長としては、DINレールバックボーンバスにより、配置も接続も容易ということと、シンプルな配線で省コストができる。さらに、システム信頼性の増大し、リアルタイム性にほぼ影響なしということがあげられます。

トータルコーディネートしてくれる企業

お話を伺っていて、一番熱く語られていたのが他社ではそれぞれの分野でのスペシャリストはいても、全てができる人はいないということ。

どういうことかというと、HMSインダストリアルネットワークスさんには、各製品の受付窓口と製品を発送する人だけではなく、実際に取り付け工事をしてくれる人や、改善を提案してくれる人がいるということです。

通常、こういうタイプの製品を購入しても取り付けまでを行ってくれる企業はありません。専門分野が違うので、取り付けはご自身で行ってくださいと言われるとおっしゃっていました。

お客様(企業)のことを一番に考えているからこそ、取り付けまで自分たちで行えるようにしておこうというのが、HMSインダストリアルネットワークスさんの考え方のようでした。

JIMTOF2018とは

東京ビックサイトで行われる日本国際工作機械見本市です。工作機械および、その関連機器等の内外商取引の促進ならびに国際間の技術の交流をはって、産業の発展と貿易の振興に寄与することを目的としています。

今回の見本市は、出展者数は1085社(前回比116社増)、5524小間で、過去最多となり、2018年11月1日(木)~11月6日(火)に行われていました。

JIMTOF2018のテーマは、

  • 先端技術と来場者をつなぐ ~国際技術ショーとしての魅力向上化~
  • 来場者と出展者をつなぐ ~商談サポート強化~
  • 技術体験と来場者をつなぐ ~魅力溢れる併催イベント・企画展示~
  • 日本と世界をつなぐ ~海外出展者・来場者の誘致活動の強化~
  • 学生と未来をつなぐ ~有為な人材確保・育成にも資する企画の強化~
  • 快適な空間と人をつなぐ ~充実した来場者サービスの提供~

の6つで、学生のみ無料で会場内に入ることができるようになっていました。

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