IoT Solutions World Congress 2018でIoT、IAおよびブロックチェーンによってマークされた産業の未来を描く

IoT Solutions World Congress 2018で”IoT”、IAおよびブロックチェーンによってマークされた産業の未来を描く – 記事

10月16日から18日までFira de BarcelonaのGran Via会場で、第4回IoTS Solutions World Congress(IoTSWC)(業界のインターネットのイノベーションに関する国際的なイベント)が集まり、出展者は341社、さまざまな産業およびビジネス環境におけるIoTの変換能力を示す目的で、世界中の人工知能(IA)およびブロックチェーンとの整合性を示しています。

IoT、IA、およびブロックチェーンの交差点は、IoT Solutions World Congress 2018(PRNewsfoto / Fira de Barcelona)で産業の未来を形作っています。

展示会場には、IT、ソフトウェアプラットフォーム開発者、ハードウェアメーカー、セキュリティ会社、通信およびサービス事業者、または産業オートメーション企業などの主要企業が参加し、出席者に最新のソリューションおよびアプリケーションを紹介します。341の出展企業の中にはABB、Cryptoquantique、Dassault Systems、Deloitte、Fiware、Google CloudHitachiHuaweiIntel、Kaspersky、LibeliumMicrosoft、PTC、RelayrRigadoSAS、Software AG、Telefonica、Telit、Thinstream、Verizon、Vodafone、Wiproなどがあります。
このイベントでは、革新的な産業用インターネットアプリケーションのデモンストレーションが行われるテストベッドエリアが開催されます。アラスカの水質を管理し、ベルガクジラを救うためのインテリジェントなプラットフォームを含む、合計10の例が展示されます。例えば、所有者が到着したときに開き、オンラインでの購入のためにガレージを巨大な郵便箱に変えることができるインテリジェント入口ゲート、リアルタイムで顧客の足を分析し、2時間以内にカスタムメイドの靴を生産する3D印刷ソリューション、完全に接続され感知された消防車などがあげられます。

ブロックチェーン、人工知能など

この会議では、IoT技術の有力な専門家や様々な業界の代表者が、さまざまな環境でのIoTソリューションの影響を分析する予定です。これらの最後の2つは、独自のフォーラムを持つ、2018年版の9つのコアテーマ、すなわち接続輸送、製品製造、ヘルスケア、エネルギーとユーティリティ、建設とインフラ、オープン産業、技術、ブロックチェーン、人工知能を可能にするものです。
IoTSWCは、Industrial Internet Consortium(IIC)と協力してFira de Barcelonaによって開催され、2017年の240件から2018年の341件に増加し、114カ国から14,000人の出席者が参加する予定です。このイベントはバルセロナ産業週間の一環でもあります。このブランドは、さらに2つのトレードショー、付加製造に特化したニーズからソリューションへ、健康とヘルスケア技術に特化した健康で構成されています。

注釈

IoTとは?読み方は「アイ・オー・ティー」意味は「IoT = PtoP × M2M

IoTとは、「Internet of Things(インターネット・オブ・スィングス)」の略で「モノのインターネット」と訳されています。IoTの読み方は「アイ・オー・ティー」です。
IoTとは、センサーと通信機能が組み込まれたモノがインターネットを通じてあらゆるモノと繋がり、互いの情報・機能を補完・共生し合う状態を指します。第一の目的は監視・管理対象の機器のデータを収集し、状態を把握し、システム全体を最適な制御下に導くこと。第二の目的はデータの蓄積・分析から新たな知見を獲得し、新たなソリューションを開発・提供することです。
簡単に言うと、IoTが目指す理想は、今までパソコンやスマホのみで構成されていたインターネット社会に、家や職場、街中のあらゆるモノを取り込み、お互いの情報や機能をシームレスにやり取りし、活用することによって人間社会をより豊かにすることです。
IoTを理解すべき上で注意すべき点は、IoTは非常に幅広い意味合いを持っているバズワードであることです。IoTを十分に理解するには、まず以下の2つを知る必要があります。

  • PtoP (Person to Person) :ヒト同士が繋がるためのインターネット
  • M2M (Machine to Machine) :キカイ同士が繋がるインターネット

IoTが注目されている3つの背景

Google Trendsによれば、2013年ごろから世界中で、特に日本韓国で検索数が右肩上がりとなっています。以下の図は過去五年間の日本における「IoT」の検索数の推移です。

なぜ、IoTという言葉は、現在これほどまで注目されているのでしょうか?その大きな3つの理由をご説明します。

背景①【技術】アイテムが小さく・安くなった

「ムーアの法則」という言葉を聞いたことがありますか?ムーアの法則とは、コンピュータに内蔵されるチップの性能が、18ヶ月ごとに2倍になるという法則です。
性能が2倍になるということは、チップの大きさが半分になるとも言えます。チップ以外にもコンピュータの中に入っている部品は、近年どんどん小さくなってきています。電子機器の小型化により、今まではできなかったことができるようになってきたのです。
その例として、スマートハウスがあります。家電にコンピュータを内蔵するには、小さなスペースにチップを組む必要があります。さらに、コードをつなげて行なっていた有線通信を、Bluetoothなどの無線で出来るようにする必要があります。
チップの小型化と無線技術の発展が、スマートハウスに代表されるモノのインターネット化を加速しているのです。

背景②【市場】既存のICT市場が成熟し飽和状態

既存のICT市場とは、情報通信などのコンピュータやネットワーク関連の業種を指します。代表的なものに、スマホやインターネット、それらを支える通信インフラの市場があります。
実は、スマホやパソコンの販売台数は年を追うごとに横ばいになっています。つまり、売れなくなってきているのです。なぜなら皆がすでに持っているためです。
そこで、通信事業者は次なる成長機会を求めて、IoTに目をつけました。ドコモKDDIソフトバンクなどの大手携帯会社は、2015年頃から企業のIoT支援プランの提供を開始しています。
今までの競争は「人同士のコミュニケーション」の市場でしたが、「モノ同士のコミュニケーション」の市場へと変わってきているのです。

背景③【社会】設備も人も老朽化・高齢化

日本の少子高齢化が叫ばれて久しいですが、実は道路や橋、水道管といった公共設備も同じように高齢化の一途を辿っています。設備が古くなると、壊れる危険性が増すので、修繕が必要になってきます。しかし、働き手が減っていたり、経済が鈍化し税収が減る日本では、公共事業の修繕にかかる予算を圧縮する必要がでてきます。すると、設備の点検や修繕、新たな設備の建設は、難しくなります。
そこで、今まで人が行ってきた設備の点検を、機械に任せようと言う動きが高まってきています。
例えば、NTTデータは、橋にとりつけるセンサーを開発し、振動などのデータから補修が必要かを教えてくれるシステムを実用化しました。すでに、世界各地に輸出され始めています。
このように、人手が減っても対応できるように、設備のIoT化が急がれているのです。

原文はこちら: IoT Solutions World Congress 2018 Portrays an Industrial Future Marked by IoT, IA and Blockchain

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