Deloitte、Blue Prismとの提携により、グローバルエンタープライズクライアントにロボットプロセスオートメーション(RPA)ソリューションを提供

Deloitte、Blue Prismとの提携により、グローバルエンタープライズクライアントに“ロボットプロセスオートメーション(RPA)”ソリューションを提供 – 記事

Deloitteは、本日、Blue Prismと提携して、自社のクライアント(顧客)にロボットプロセスオートメーション(RPA)ソリューションを提供すると発表した。両組織は、金融サービス業、小売業、生命科学、エネルギーを含む様々な産業や部門のクライアントのためにRPAとインテリジェントオートメーション技術を実装するために一緒に努力してきました。この発表は、その関係を公表するものです。
Blue Prismは「ロボットプロセスオートメーション(ロボット工程の自動化)」という用語を発明し、16年以上にわたって世界最高のRPAサプライヤーでした。Blue Prismソフトウェアを使用すると、組織でパッシブ、ルールベース、基幹業務プロセスを自動化することにより、新たな「デジタル人材」を創出することにより、コストを削減し、精度を高めることができます。DeloitteはBlue Prism技術を使用して、さまざまなクライアントのビジネス上の問題と機会だけでなく、組織の統治、情報技術のフレームワーク内で構成された自動化を構築および展開する内部アプリケーションを処理します。
Deloitte Consulting LLPのプリンシパルであり、DeloitteのRobotics&Cognitive自動化プラクティスのリーダーであるScott Sopherは、

「世界中の組織が、大量かつ高度に繰り返し可能なタスクを加速することを目指しています」

と述べています。

「DeloitteとBlue Prismは、クライアントのためにこれらのタスクを自動化し、業務を最適化し、デジタル人材に移行する際のサポートを提供します。」

Deloitteは、クライアントが自分の仕事を改善し、前に押し進めることができるように訓練されたロボットと自動化の分野の専門家で構成され、全世界のネットワークを保有しています。
Everest Groupの実務責任者であるAmardeep Modiは、

RPA専門知識と技術への要求は、企業が自動化の可能性を最大限に活用する起動時にのみ急上昇しています。市場のリーダーは、グローバルな流通、実装、およびサポートサービス、コラボレーション技術、およびベストプラクティスを共有するための強固なパートナーエコシステムを継続的に構築しています。これらのエコシステムの再生は、企業の総合的な自動化ソリューションを効果的に伝達する重要な要素となっています。DeloitteとBlue Prismの間のこの提携はその一例です。」

Blue Prismの米Ron Raczkowski氏(米系同盟およびチャネル担当シニアバイスプレジデント)は次のように述べています。

「DeloitteはAI技術が適用された最高の技術とサービスと容易に統合することができる基幹業務の業務プロセスを自動化して、クライアントが技術革新を主導できるよう支援するためにDeloitteと共通のビジョンを共有します。今回の提携により、Deloitteは、基本的なITシステムを精密検査しなくても、クライアントに新しい前例のない効率を提供できるようになりました。私たちは、人間の同僚を増強し、サポートし、支援するだけでなく、操作上の俊敏性を提供する真の競争上の差別化要因となるデジタル人材を提供しています。」

Blue Prismは弾力的で多角的であり、様々なデジタル人材での仕事を補完して、組織がAI、機械学習、インテリジェント自動化、および感情分析により、ビジネスプロセスを自動化し、拡張できるようにサポートします。このデジタル人材は、企業がテクノロジーを活用して真の運用上の機敏性を実現する方法を変革するBlue Prism Technology Alliance Program(TAP)を通じて、最高のAIテクノロジーとインテリジェントオートメーションスキルへのアクセスを提供することで、ベンダーのロックインを排除します。

Deloitte情報
Deloitteは、Fortune500企業の85%以上と6,000台以上の個人と中堅企業を含む業界で最も尊敬される多くのブランドに対する業界最高のおかげで、税務、コンサルティングサービスを提供しています。私たちスタッフは、20以上の産業分野で重要な影響を与えるために努力しています。つまり、資本市場に対する大衆の信頼を強化し、顧客が挑戦を変化と繁栄の機会に見て、強い経済と健全な社会を生み出します。Deloitteは、お客様にとって最も重要な市場での顧客にサービスを提供する世界最大のプロフェッショナルサービスネットワークの一員であることを誇りに思います。

Deloitteは、Deloitte Touche Tohmatsu Limited(「DTTL」)の英国の民間会社、加盟会社のネットワーク、および関連するエンティティの1つ以上を指します。DTTLと各メンバーは、法的に独立した組織です。DTTL(「Deloitte Global」)は、クライアントにサービスを提供していません。米国Deloitteは、複数の米国DTTLメンバーを指し、米国とその関連会社の「Deloitte」の名前を使用して運営する関連機関を指します。特定のサービスは、公認会計規制とルールに基づいて、クライアントを証明することができません。当社のグローバルメンバーのネットワークの詳細については、http://www.deloitte.com/aboutを参照してください。

注釈

  • 「ロボットプロセスオートメーション(RPA)」
    RPA(Robotic Process Automation)とは
    「RPA」とは、ロボットによる業務自動化の取り組みを表す言葉です。「デジタルレイバー(Digital Labor)」や「仮想知的労働者」とも言い換えられ、人間の知能をコンピューター上で再現しようとするAIや、AIが反復によって学ぶ「機械学習」といった技術を用いて、主にバックオフィスにおけるホワイトカラー業務の代行を担います。人間が行う業務の処理手順を操作画面上から登録しておくだけで、ソフトウェアはおろか、ブラウザやクラウドなどさまざまなアプリケーションを横断して処理します。RPAは、すでに工場のライン業務などで導入の進むITやロボットの活動範囲をホワイトカラー業務に拡大し、より広範な業務に対応できる技術として大きな可能性を秘めた分野です。人間と共存し、業務を分担することによって売り上げに寄与する働きが期待されます。

    RPAが必要とされる背景と日本における労働環境の変化
    ○ RPAの導入で変わる未来
    RPAの登場によって、これまで「人間にしかできない」とされてきた仕事も、ロボットによる代行が可能になりました。これを受けて、欧米を筆頭に政府レベルでRPAの導入が進みつつあります。日本の経済産業省も、RPAによる国会答弁集作成の高度化を検討しており、2017年の通常国会から本格導入したい考えを明らかにしました。さらに、「ほかに代替機能がないためにやむを得ず人間が行ってきた」ともいえる単純作業に近い事務処理や、書類関係の作業が比較的多い金融業界や人事・採用に関わる部署など、旧態依然とした業務が多く残る業種・職種にも業務改善の可能性が生まれることになります。紙媒体のデータ化はもちろん、そのデータに基づく一定の業務フローが自動化されるという点で、非常に画期的だといえるでしょう。削減したマンパワーを、より創造性が求められる分野に充てることによって、生産性の向上と経営の改善にもつながります。

    業務効率化におけるRPAの強みとアウトソーシングとの違い
    ○ RPAの強みとは
    RPAの強みは、以下の3点が挙げられます。

    辞めない、働き続ける、変化に強く同じ間違いを繰り返さない

    ロボットはみずから辞めることはありませんし、24時間休みなく働き続けることも可能です。アプリケーションと違って日ごとに変わる業務の変化にも、ルールを書き換えることで柔軟に対応でき、同じ間違いを繰り返すこともありません。ある程度のルールとフローで回せる業務であれば、RPAによって飛躍的な効率化を実感できるでしょう。人の手による作業より遥かに正確で、見落としがないことも忘れてはならないポイントです。RPAが得意とするのは、ある程度の手順が決まっている、いわゆる「定型作業」ですが、その柔軟性と適応力は高く、状況に応じてカスタマイズできるため、幅広い業務に導入できる可能性があります。「ITによる改善を試みたものの、費用対効果が見合わず断念した」「そもそも自動化はできないとあきらめていた」業務などにも、改善と改革の可能性を与えてくれる技術です。

    RPAはどのような技術と環境で機能するのか?
    ○ RPAを動かす技術
    RPAは、人間の知能をコンピューター上で再現しようとするAIや、AIが反復によって学ぶ「機械学習」といった技術を用いたロボット(ソフトウェア)です。端的にいえば、おもに表計算ソフトなどでユーザーが登録した作業を自動で繰り返し処理する「マクロファイル」のようなものです。人が行っているアプリケーションの操作を、自動化ツールを用いてマクロ化し、そのマクロファイルが作業を代行するというイメージです。マクロファイルとの大きな違いは、他のアプリケーションを使用するために必要となるAPIを開発段階で用意していなくても、ウェブアプリケーションやメールソフトといった他のソフトウェアも自動で操作できることです。人間が行う業務の処理手順をPCのウェブブラウザのような操作画面上から登録しておくだけで、ソフトウェアはおろか、ブラウザやクラウドなどさまざまなアプリケーションを横断して動かすことができます。

    ○ RPAはAIと何が違うのか?
    RPAはあくまで概念であり、いまだ明確な定義はありません。
    RPAにはクラス1からクラス3までのレベルがあり、そのうちクラス2とクラス3がマシンラーニング、いわゆる自律型AIにあたります。

    わかりやすくいえば、将棋やオセロなど定められた手数の中で考えうる戦略パターンを何千通りとインプットした上で動かしているロボットはRPAにおけるクラス1であり、同じテーブルゲームでも囲碁のように盤面を見て過去の対戦を参照しつつ、みずから次の一手を「考えて判断する」ロボットであればRPAにおけるクラス2かクラス3にあたるということです。つまり、指示に従って言われたとおりの動きをするロボットはRPAのクラス1、変化に柔軟に対応してみずから考えるロボットはRPAのクラス2またはクラス3ということになり、概念としてはRPAの中にAIが含まれるといえます。

    ○ RPAの「ロボット」とは?
    「RPAはロボットによる業務自動化である」と説明されることが多いため、特に日本人はアニメなどでなじみ深い「人型ロボット」をイメージするようです。 しかし、RPAはあくまでソフトウェアであり、実体はありません。ロボットとは、「人間が行う作業を代行できる」「人間と比較したときに圧倒的な能力を持っている」「ルール変更など環境の変化に強く、柔軟性がある」という3つの特徴によって定義されるものです。しかし、実体がないと知ってもなお「ともに仕事をする存在」として、ロボットを受け入れたいと願う日本人は多くいます。人間の社員と同じように愛称をつけて呼び、入社式を行って「仲間」として迎える企業があったり、3Dで可視化できるキャラクターを作ったりする企業もあります。

    ○ RPAはシステムと何が違うのか?
    ITシステムは、システムそのものの稼働にも、他のソフトウェアとの連携にもプログラミングが不可欠です。想定されるエラーを含めて、あらゆるケースをすべてプログラムしてからリリースしなければなりません。一方のRPAはノンプログラミングで、連動を含めて1度プロセスを把握してしまえば、自動的に処理を行うことができます。あくまでも「人間の代行」「人間の業務の補完」という存在であり、想定外の事態に際して処理を間違えた場合は、教え直すことで正しいプロセスを学習し成長します。人間が業務上のミスや不具合をフィードバックして別のやり方を試すのと同じですが、その過程を非常にスピーディ且つ正確にこなせるイメージです。

原文はこちら: Deloitte Announces Alliance With Blue Prism to Bring Robotic Process Automation (RPA) Solutions to Global Enterprise Clients