【IoT用語集】ARとは?

composite of hand holding graphics with black background

はじめに

ITの世界が浸透し始めた頃はバーチャルリアリティという仮想現実の世界は一世風靡しました。これは、非現実の世界に対してあたかも現実のように感じさせるような技術であり、一種の創作の世界でした。

しかしながら、最近はアプローチの逆転の発想から現実の世界に対してあたかもリアルに視覚的な情報を与える技術がでてきました。

現実の世界に対してバージャルな情報を与え、拡張した世界を作るという意味で、AR(拡張現実)というものが作られるようになりました。

では、ARとはどのような世界のことを指すのでしょうか。日常で使われている事例をもとに、紹介しています。

ARを使った技術について

最近では、ARの技術を用いたアプローチとして、私たちの生活の中に浸透し始めているものがあり、私たちの生活を豊かにしてくれる世界を作り始めています。そのいくつかの事例について、ARの世界について紹介をしてまいります。

①ゲームの世界について
ARが一番恩恵を受けるであろうとする世界が、「ゲームの世界」であると考えます。ゲームの世界の変遷ですが、最近では、よりリアルな世界に近づき始めています。

例えば、1980年代において爆発的な人気があった家庭用ゲームであるファミリーコンピュータの世界では、テレビのブラウン管の中でコントローラーを片手に主人公を動かしていく手法のゲームでした。

ところが、月日を重ねるごとにより、よりコンパクトに、かつリアルに近づいたゲームができるようになりました。

例えば、任天堂DSやSonyのPlayStationといったゲーム機器の登場により、よりリアルなゲームが体験できるようになりました。

さらに近年はスマートフォンが広まり、そのアプリケーションとしてのゲームが流行していますが、自分が現実の世界を投影しながら、そのゲームの世界に入り込む形でより体感型のゲームに人気がでています。

例えば、ARの引いたるものの例がポケモンGOというオンラインゲームです。ポケモンGOは、スマートフォンにダウンロードするとゲームの世界なのに自分がいきている世界において、GPSの位置情報とをつなぎ、バーチャルにそのゲームのキャラクターが存在しているように見えてしまうところです。

もちろん、ARと他のGPSの機能を駆使しよりリアルな形でゲームサービスを提供していくこともでき、実際にゲームショーといった最新のゲーム展示会においてはよりリアルなゲームが紹介されています。

ゲームの世界においてARが利用始めたことをきっかけに、様々なシミュレーション機能にも使われるようになってきています。

②業務的なトレーニグについて
仕事の世界において、その従事する業務になれるまでは、自分で調べ物をして知識をつけたり、先輩からのアドバイスを聞いたりとマニュアル的な手法が取られています。例えば、伝統工芸といったものとは、師匠と弟子という関係の下で超マニュアル的に技術を伝授しています。

また、仕事におけるトレーニング方法は、与えられた仕事をリアクティブにこなしていくことであり、自分からプロアクティブに自己研鑽する手法として学ぶようなことはなかなかできていませんでした。

しかしながら、最近ではある業務を従事するにあたりARグラスというものをかけ、現実の世界を投影しながら業務の訓練をしている組織や会社があります。さらに、ARグラスを用いて実際に業務を実施している現場もあります。

例えば、シンガポールにあるチャンギ国際空港における飛行機の荷物のハンドリングに関しては、ARグラスをかけた空港スタッフが荷物を確実に該当便へ搭載する業務を実施したり、荷物の形状をもとにどの位置に貨物を移動させるといったこともARグラスからの指示情報を持って実施されています。

③カーナビゲーションの世界について
カーナビゲーションの世界についてはARの技術があれば、より進化していくものではないでしょうか。

これまでのカーナビゲーションはGPSにより自動車の位置情報を地図上に投影する手法が主流でしたが、最近は車のフロントグラスに地図の情報を表示させあたかも自分が現実の世界でありながら、運転する際に必要な情報を視覚的に表示させる技術がでてきており、より進化しています。

まとめ

ARを用いた技術革新について紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
ARの技術を用いてよりリアルな世界をつくりだしながら、生活や仕事において役立つ尊大になりつつあります。

ITに従事する方々はこのような新しい技術や試みにたいして、好意的にもたれている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

ただこれらの技術は単独ではあまり役立たず、生活や仕事といったシーンに合わせていくことによって、はじめて効果が現れてくるものです。

日常においてふとした疑問や課題にたいし、新しい技術の組み合わせにより、より生活が充実し、仕事においては業務の効率化がはかれるようにしていきたいものです。

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