モカーナ含む「産業リーダー5社連合」が産業用制御システムとIoTデバイスを強化する

産業分野をリードする5社が、高品質のクラウド連携型エッジコンピューティング・システムを開発

当社モカーナは、産業用制御システム(ICS)とモノのネット接続(IoT)のソリューションにおいて、リーディングカンパニーであると自負しております。
その当社が、ザイリンクス、アブネット、インフィニオン、マイクロソフトと連携し、最新のサーバーセキュリティシステムを搭載した高品質の産業用IoTシステム(以下「本システム」といいます)を開発したのでご報告いたします。

本システムは、産業用IoTというソフトウェアと、小型IoTデバイスというハードウェアで構成され、アブネットのシステム・オン・モジュール(SOM)である「ウルトラゼッドEG」上に構築しました。
このハードには、ザイリンクスのウルトラスケールMPSoC「ジンク」で作動する当社モカーナ製セキュリティシステムが搭載されています。さらに、インフィニオンのTPM2.0セキュリティチップ「オプティーガ」を使用しています。
さらに本システムは、マイクロソフトのクラウドシステム「アズーレ」上で運用できます。本システムのようなサービスがクラウド上で使えるのは、世界初となります。
本システムをご活用いただければ、大企業は元より中小企業におかれましても、サイバー攻撃におびえることなく、IoTビジネスを展開することができるでしょう。

このプレスリリースに関連する写真は、以下のURLで取得できます。
http://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/53e06f26-796b-429a-acea-963dd790474c

当社モカーナのエンジニア部門責任者で副社長のシュリニバス・クーマのコメントは次の通りです。

「ネットとつながった世界の構築は今後ますます重要になるため、IoTエッジコンピューティングの開発者がサイバーセキュリティの基準に精通していないことは、企業にとって大きな痛手になるでしょう。
当社がアブネット、ザイリンクス、インフィニオン、そしてマイクロソフトと提携したことで、ハード面でもソフト面でも堅牢なサイバーセキュリティを提供できるようになりました。システム設計者は、必要に応じて複製も変更も容易に行えます」

2020年までに、自動車、産業設備、公共インフラ、民間インフラ、交通システム、医療の分野において、合計200億以上のネット接続型機器、つまりIoT化された機器が誕生する、と予測されています。
高品質なIoT機器がなければ、システムの安全性と信頼性は確保できません。さらにデバイスメーカーは、IEC 62443-3-3やFIPS 140-2やNERC CIP 003-3といった、厳しいサイバーセキュリティ基準をクリアしなければなりません。デバイス設計者やデバイス開発者は、ハード面でもソフト面でも、堅牢なプラットフォームを求めているというわけです。

ザイリンクスの科学・医療・産業IoT担当ディレクター、クリストフ・フリッチュは、次のように述べています。

「産業IoTをサイバー攻撃から守ることは確かに困難ですが、どの企業も取り組まなければならない課題です。
私たち5社は『リスク、コスト、遅延という障壁を取り除き、産業IoTを最適化する』というビジョンを共有しています。
こうしたビジョンは、私たちの顧客にイノベーションをもたらし、顧客のビジネスを前進させるでしょう。というのも、顧客はエッジコンピューティングからクラウドコンピューティングに移行する際、進化し続けるサイバー攻撃の脅威から身を守る最良の手段を探し求めているからです」

先ほど申し上げた通り、この5社による共同ソリューションである本システムは、ハードウェアとソフトウェアで構成されているのですが、そのハードもソフトもIoTおよび産業IoTのデバイスに組み込むことができます。以下、本システムに関連する製品の概要です。

  • アブネット「ウルトラゼッドEG」(システム・オン・モジュール):システムを1つのモジュールに統合する高性能ボードレベル回路
  • ザイリンクス「ジンク」(ウルトラスケールMPSoC):産業IoTエッジコンピューティングに適した、プログラマブル・ロジック機能を備えた異種マルチコアARM
  • インフィニオン「オプティーガ」TPM2.0PMOD:TCG規格に基づいたセキュリティチップを搭載した周辺モジュール
  • モカーナ「IoTセキュリティプラットフォーム」:包括的なサイバーセキュリティ・ソフト・ソリューション。このソリューションには認証・暗号化・制御の処理ができるアプリが組み込まれていて、証明書の管理や、デバイスとデータの安全性の確保、機密の保持が可能になる
  • マイクロソフト「アズーレIoTデバイスSDK」「アズーレIoTエッジ・ランタイム」:安全なクラウドコンピューティングと先進エッジコンピューティングの構築を容易にするソフト

本システムによって、顧客の開発者は次のような業務を可能にします。

  • TPM PMODを統合した高性能SOM
  • FIPS140-2に準拠した暗号エンジン
  • 拡張性が高いX.509PKIベースの証明書管理、認証。さらにOCSP、SCEP、EST(RFC 7030)、IKEを使ったデバイス登録
  • SSL、SSH、ワイヤレス(802.11)、IPSecを使用した安全な暗号化トランスポート
  • トラストブートのハードウェア・ルートとメジャー・ブート。いずれもリモート・アテステーションによるTPM署名済み
  • 暗号署名によるファームウェアの更新を強制し、顧客保護を図る
  • IoTメッセージングとネットワークプロトコルAMQP、DDS、MQTT、OPC UA、TSNのサポート
  • マイクロソフト・アズーレIoTエッジを使った、エッジコンピューティングのクラウド化
  • 産業用IoTで集めたデータを分析して安全に処理することができるマイクロソフト・アズーレIoTハブへの接続

アブネットのエンジニア・テクノロジー担当副社長のジム・ベネックは次のようにコメントしています。

「業界最高レベルのザイリンクス、インフィニオン、マイクロソフト、モカーナと提携したことにより、当社アブネットは、産業IoTアプリに、業界標準の安全性を提供できるようになりました。
私たちが提供するソリューションは、実績のあるプラットフォームにおいて、ハードとソフトを安全に結び付けているので、設計者は産業IoTが抱えるリスクを取ることなく市場を獲得できるでしょう」

インフィニオンのチップカード・セキュリティ部門の副社長、ジョエル・ボーカートは次のように述べています。

「IoTの仕組みは複雑で、IoTシステムの『安全性』などというものは、脆弱な接続によって確保されているにすぎません。アプリ、データ、システムを安全に制御・管理するには、チップからクラウドまであらゆるレベルで注意を払う必要があります。
当社インフィニオンはこのたび、エキスパート4社と提携したことで、顧客の安全なシステム設計とシステムの展開をより強固に支援することができます。
当社を含むこの5社は、顧客のセキュリティの問題を根本から解決するでしょう。」

本システムの詳細についてお知りになりたい方は、以下のURLを閲覧ください。
www.mocana.com/aximm

当社、モカーナについて

2002年設立。主な事業は組み込みシステム、産業用制御機器、IoTセキュリティソリューションなど。当社のサイバーセキュリティソフトは、安全性が実証済みです。IoTデバイスやICSデバイスの信頼性を高めることで「通信の安全」を確保しています。
当社のフルスタック・プラットフォームは、様々な企業の製品を組み合わせた複雑なシステム環境下でも作動します。しかも性能面や安全面を犠牲にすることはありません。
工業やIoTの分野における数百の企業が、数百万に及ぶIoTデバイス、コントローラ、組み込みシステムを保護するために、当社の「軍用レベル」の技術を必要としています。
当社のアドレスは以下の通りです。
www.mocana.com

原文はこちら: Mocana, Xilinx, Avnet, Infineon and Microsoft Join Forces to Secure Industrial Control and IoT Devices