【海外展示会2018】Glow Labs:長期アフターケアで顧客満足を。スマートホームで急成長中の企業 | Advanced Manufacturing NY

【海外展示会2018】Glow Labs:長期アフターケアで顧客満足を。スマートホームで急成長中の企業 | Advanced Manufacturing NY

ホームオートメーションからInternet of things (IoT)へ

アメリカコロラド州に本社を構えるGlow Labsは、2015年に設立されたばかりの若い会社です。ワイヤレス・コントロールによるデバイスを中心とした製品の開発・導入を市場に展開しています。今まさに急成長しているIoT(インターネットオブシングズ)市場の分野に対しても、ニーズのある会社と言っていいでしょう。ニューヨークで行われた展示会のブースにはGlow Labs設立者かつ製品開発のリーダーでもあるJosh Ferguson氏とビジネス開発責任者であるJeff Woodard氏が参加していました。両氏はGlow labs設立前からの事業仲間です。2005年からホームオートメーション事業を開始し、2009年にサービスを提供する側から製品開発側へと転向。現在のGlow Labsの基礎を一緒に作り上げてきました。

ホームオートメーションとは、家中の電化製品をインターネットにつなげることにより、遠隔から制御できるシステムのことをいいます。会社に居ながらにして、自宅の照明の消灯、冷暖房の温度調整、ドアや鍵の開閉などをスマホやコンピューターから管理することが出来ます。日本ではスマートホームの呼び方のほうが馴染みがあるかもしれません。このシステムを構成するための装置や機器がデバイスになります。
Glow Labsを始めるきっかけとなった前身のMile High Automationでは、スマートホームをコロラド州をベースの高級住宅に提供していました。
Glow Labsでは、スマートホームのための自動制御システムからデバイスまでを含む製品全般を開発しています。特にデバイスのインターフェイス作りに力を入れており、ユーザーが簡単に操作できることを第一に考えています。デバイスの設定変更が必要となった場合でも、ユーザー自身が設定変更を容易に出来るようなデバイス作りを目指しています。

手軽なデバイス操作とアフターケア


スマートホーム分野は、毎年10%を超える勢いで成長を続けており、顧客のアフターケアにかかわる様々な問題も生じています。設立者のJosh Ferguson氏は、顧客はスマートホームのようなハイ・エンド機能を購入・導入した場合、同じ家に住み続ける限り製品はずっと作動し続けるものだ、と期待することがほとんどである、と語っています。つまり何年も何十年も機能し続けると思うのが人間の心理だそうです。しかし実際には3-4年単位で技術が大きく変わっており、数年前に購入したスマートホーム関連の製品は、もう市場に出回っていないケースも多くあります。つまり何らかの修理を必要としても受けられない場合が多いのです。Glow Labsは、製品提供後も顧客に製品とサービス両方を届け続ける会社でありたいと願っています。
Glow Labsは顧客を中心とした製品作りを焦点とし、より便利なサービスとアイデアを形にしてお客さんへ届け、その後もアフターケアを通じ長期にわたってよりよい関係を築きたいと考えています。

既存の技術との統合化

ユーザーに焦点を向けた商品作りに力を入れている、と商品開発担当のJeff Woodard氏は語っています。最近では、アマゾンのAlexa音声アシスタントサービスと、家の中の家電製品を統合してほしい、という要望が非常に多いそうです。個々の顧客からの要望内容は多岐にわたります。各々の顧客の希望に沿ったサービスをデザインし、実現化していくこともGlowLabsが得意とする分野です。
顧客の希望をかなえること、顧客を幸せにし続けることが何より大切である、と語るWoodard氏。システム導入後の顧客からの質問は、メールでも受け付けており、一人一人の質問・要望に応えられるように努めている、と語っていました。あくまでもアフターケアへのサービスにこだわり続ける企業の姿勢を感じ取ることが出来ました。今回の展示会での出会いから、さらに多くの人々へのサービス提供に結び付けられたら、とお話しされていました。

IoTソリューションならお任せ


現在手掛けている事業の多くがスマートホーム関連だが、IoTソリューション関連も徐々に増えている、と語るWoodard氏。例えば、レストランなどの食品関連事業は、衛生管理に非常に気を使います。定期的に行われる衛生管理者の点検で、冷蔵・冷凍庫内の温度・湿度に関して基準点をもらわなくては営業にも影響します。そのようなセンサー、そして異常が生じた場合に警告メッセージを送信してくれるセンサーを開発したのも、スマートホームの事業から出発した、という原点があったからこそです。
このほかにも、製薬会社等、その他の分野にも進出し始めています。残念ながらGlow Labsの製品が使われている具体的な企業名は担当者の口から公表することはできませんが、どの製品に関わらずユーザーの使いやすさを追求していく、という姿勢は変わらないようです。

最後に

Glow LabsのURLアドレスはGlowlabs.coになっています。Comにしなかったのはcoがコロラド州を意味するものであり、またカンパニーのcoでもあるからだということです。コロラドから発信するIoTソリューション。これからの発展がますます楽しみな、新興企業でした。

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「Advanced Manufacturing New York 2018」展示会について

Advanced Manufacturing New York 2018は、アメリカ、東海岸最大級のデザイン&マニュファクチャリングイベントです。8000人以上の製造業エンジニアとビジネスパートナーシップを築きたい企業を結び付ける目的で開催されています。2018年度は、6月12日〜14日にアメリカ、ニューヨークのJACOB K. JAVITS CONVENTION CENTERにて行われました。